戦闘前メイン・フェイズ
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以降は[[メイン・フェイズ]]を参照。 | 以降は[[メイン・フェイズ]]を参照。 | ||
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*「戦闘前メイン・フェイズ」という語が[[オラクル]]に登場するカードで最も古いものが[[風食礫の壷/Ventifact Bottle]]であるが、発売当初はメイン・フェイズがターンに1つしかなく、誘発するのは単純に「メイン・フェイズの開始時」だった。[[第6版]]発売時のルール改正で[[戦闘フェイズ]]が独立するようになった時、同時に現在のように[[ルール文章]]が変更され(当時は「第1メイン・フェイズ」と呼ばれていた)、ターンに2度あるメイン・フェイズの両方の開始時に誘発するような事はなかった。 | *「戦闘前メイン・フェイズ」という語が[[オラクル]]に登場するカードで最も古いものが[[風食礫の壷/Ventifact Bottle]]であるが、発売当初はメイン・フェイズがターンに1つしかなく、誘発するのは単純に「メイン・フェイズの開始時」だった。[[第6版]]発売時のルール改正で[[戦闘フェイズ]]が独立するようになった時、同時に現在のように[[ルール文章]]が変更され(当時は「第1メイン・フェイズ」と呼ばれていた)、ターンに2度あるメイン・フェイズの両方の開始時に誘発するような事はなかった。 | ||
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2023年8月3日 (木) 17:37時点における最新版
戦闘前メイン・フェイズ/Precombat Main Phaseは、ターンの最初のメイン・フェイズのこと。第1メイン・フェイズとも呼ばれる。
[編集] 解説
戦闘前メイン・フェイズでは、以下の順にターン起因処理が行われる。
- アーチエネミー戦において、アクティブ・プレイヤーが魔王である場合、計略デッキの一番上のカードを実行中にする。
- アクティブ・プレイヤーは自分がコントロールしている各英雄譚・エンチャントの上にそれぞれ伝承カウンターを1個置く。
- アクティブ・プレイヤーが1つ以上のアトラクションをコントロールしている場合、アトラクションを観覧するためサイコロを振る。
以降はメイン・フェイズを参照。
- そのターンの戦闘フェイズを飛ばしたり、何らかの効果で追加の戦闘フェイズと追加のメイン・フェイズを得たりしても、2回目以降に行うメイン・フェイズは戦闘前メイン・フェイズではなく戦闘後メイン・フェイズである。
- 各ターンの最初に一度だけ誘発する誘発型能力の誘発条件は「アップキープの開始時に」や「ドロー・ステップの開始時に」というものが一般的で、「戦闘前メイン・フェイズの開始時に」という誘発条件はかなり少数派。主にマナを生み出す誘発型能力で使われる(マナを使って自由に呪文をプレイできるのはメイン・フェイズだけであるため)。
- 「戦闘前メイン・フェイズ」という語がオラクルに登場するカードで最も古いものが風食礫の壷/Ventifact Bottleであるが、発売当初はメイン・フェイズがターンに1つしかなく、誘発するのは単純に「メイン・フェイズの開始時」だった。第6版発売時のルール改正で戦闘フェイズが独立するようになった時、同時に現在のようにルール文章が変更され(当時は「第1メイン・フェイズ」と呼ばれていた)、ターンに2度あるメイン・フェイズの両方の開始時に誘発するような事はなかった。
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造
- 505 メイン・フェイズ
- 505.1 各ターンには、2つのメイン・フェイズが存在する。第1メイン・フェイズ(「戦闘前メイン・フェイズ/precombat main phase」)と第2メイン・フェイズ(「戦闘後メイン・フェイズ/postcombat main phase」)は、戦闘フェイズ(rule 506〔戦闘フェイズ〕参照)によって区切られている。戦闘前、戦闘後のメイン・フェイズはそれぞれだけでも「メイン・フェイズ/main phase」と呼ばれることがあるし、それらをまとめてそう呼ばれることもある。
- 505.2 メイン・フェイズにはステップは存在しないため、スタックが空のときに全てのプレイヤーが続けてパスしたときにメイン・フェイズが終了する。(rule 500.2 参照。)
- 505.3 アーチエネミー戦(rule 904 参照)において、アクティブ・プレイヤーが魔王である場合、そのフェイズが戦闘前メイン・フェイズであれば、アクティブ・プレイヤーは自分の計略デッキの一番上のカードを実行中にする(rule 701.25 参照)。このターン起因処理はスタックを使わない。
- 505.4 次に、アクティブ・プレイヤーが1つ以上の英雄譚・エンチャントをコントロールしていて、今がアクティブ・プレイヤーの戦闘前メイン・フェイズであれば、アクティブ・プレイヤーは自分のコントロールしている英雄譚の上に伝承カウンターをそれぞれ1個置く。(rule 714〔英雄譚・カード〕参照)。このターン起因処理はスタックを使わない。
- 505.5 次に、アクティブ・プレイヤーが1つ以上のアトラクションをコントロールしていて、今がアクティブ・プレイヤーの戦闘前メイン・フェイズであれば、アクティブ・プレイヤーは自分のアトラクションを観覧するためのサイコロを振る(rule 701.49〔アトラクションを観覧するためサイコロを振る〕参照)。このターン起因処理はスタックを使わない。
- 505.6 次に、アクティブ・プレイヤーが優先権を得る(rule 117〔タイミングと優先権〕参照)。
- 505.6a 通常、メイン・フェイズにのみ、プレイヤーはアーティファクト・呪文、クリーチャー・呪文、エンチャント・呪文、プレインズウォーカー・呪文、ソーサリー・呪文を唱えられる。アクティブ・プレイヤーがこれらの呪文を唱えられる。
- 505.6b メイン・フェイズの間、アクティブ・プレイヤーは、スタックが空であり、自分が優先権を持ち、そしてまだこのターンに土地をプレイしていないときに限り(効果によって追加の土地がプレイできる場合を除く)、土地・カード1枚を手札からプレイすることができる。(rule 305〔土地〕参照。)この処理はスタックを用いない。この土地も土地をプレイする処理も、呪文や能力ではないので、この処理は打ち消されず、インスタントや起動型能力で対応することはできない。
- 505 メイン・フェイズ