魔力の奔流/Power Surge
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
IfnirBlack (トーク | 投稿記録) |
|||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
11行: | 11行: | ||
*マナ・バーン廃止により大きく弱体化されたが、[[冬の宝珠/Winter Orb]]などの土地のアンタップを阻害するカードと組み合わせれば、ある程度の効果は確保できる。ダメージを避けるためにフルタップすれば、その分マナ拘束が厳しくなるため。 | *マナ・バーン廃止により大きく弱体化されたが、[[冬の宝珠/Winter Orb]]などの土地のアンタップを阻害するカードと組み合わせれば、ある程度の効果は確保できる。ダメージを避けるためにフルタップすれば、その分マナ拘束が厳しくなるため。 | ||
*これがターンの開始時に戦場になかったとしても、このカードはターン開始時にアンタップ状態だった土地の数を覚えている。 | *これがターンの開始時に戦場になかったとしても、このカードはターン開始時にアンタップ状態だった土地の数を覚えている。 | ||
− | *上記の「数え忘れやすさ」「[[インスタント]] | + | *上記の「数え忘れやすさ」「[[インスタント]]に対する無力さ」を含めて、より使いやすくアレンジしたのが後述の[[苦痛の城塞/Citadel of Pain]]である。 |
*[[第5版]]では「マナ・バーンでの混乱。[[魔力激突/Mana Clash]]の方が好ましい」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。 | *[[第5版]]では「マナ・バーンでの混乱。[[魔力激突/Mana Clash]]の方が好ましい」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。 | ||
20行: | 20行: | ||
**[[酸性土/Acidic Soil]] - 3マナのソーサリー。各プレイヤーに自身の土地数分ダメージ。([[ウルザズ・サーガ]]) | **[[酸性土/Acidic Soil]] - 3マナのソーサリー。各プレイヤーに自身の土地数分ダメージ。([[ウルザズ・サーガ]]) | ||
**[[尖塔の重量/Weight of Spires]] - 1マナのインスタント。対象クリーチャーにコントローラーの基本でない土地の数分ダメージ。([[ディセンション]]) | **[[尖塔の重量/Weight of Spires]] - 1マナのインスタント。対象クリーチャーにコントローラーの基本でない土地の数分ダメージ。([[ディセンション]]) | ||
− | **[[呪詛術士/Anathemancer]] - [[赤黒]] | + | **[[呪詛術士/Anathemancer]] - [[赤黒]]3マナ[[クリーチャー]]の[[ETB]]能力。対象プレイヤーに自身の基本でない土地の数分ダメージ。[[蘇生]](5)(黒)(赤)付き。([[アラーラ再誕]]) |
**[[危険な地形/Treacherous Terrain]] - [[赤緑]]8マナのソーサリー。あなたのみダメージを受けなくなった酸性土。[[基本土地サイクリング]](2)付き。([[統率者2016]]) | **[[危険な地形/Treacherous Terrain]] - [[赤緑]]8マナのソーサリー。あなたのみダメージを受けなくなった酸性土。[[基本土地サイクリング]](2)付き。([[統率者2016]]) | ||
*[[Monsoon]] - 赤緑4マナのエンチャント。各プレイヤーは[[終了ステップ]]時にアンタップ状態の島を[[タップ]]し、タップされた数ダメージを受ける。([[アイスエイジ]]) | *[[Monsoon]] - 赤緑4マナのエンチャント。各プレイヤーは[[終了ステップ]]時にアンタップ状態の島を[[タップ]]し、タップされた数ダメージを受ける。([[アイスエイジ]]) | ||
− | *[[Cold Snap]] - | + | *[[Cold Snap]] - [[白]]3マナの[[累加アップキープ]](2)エンチャント。魔力の奔流の、アンタップ状態でなく[[氷雪]]土地数参照版。(アイスエイジ) |
*[[原初の秩序/Primal Order]] - 緑[[ダブルシンボル]]4マナのエンチャント。魔力の奔流の、アンタップ状態でなく基本でない土地の数参照版。([[ホームランド]]) | *[[原初の秩序/Primal Order]] - 緑[[ダブルシンボル]]4マナのエンチャント。魔力の奔流の、アンタップ状態でなく基本でない土地の数参照版。([[ホームランド]]) | ||
− | *[[パリムッド/Pallimud]] - | + | *[[パリムッド/Pallimud]] - 3マナのクリーチャー。戦場に出る際に選んだ対戦相手のタップ状態の土地数に等しい[[パワー]]を得る。([[テンペスト]]) |
**[[スカイシュラウドの軍獣/Skyshroud War Beast]] - 緑2マナのクリーチャー。戦場に出る際に選んだ対戦相手の基本でない土地の数に等しい[[P/T]]を得る。([[エクソダス]]) | **[[スカイシュラウドの軍獣/Skyshroud War Beast]] - 緑2マナのクリーチャー。戦場に出る際に選んだ対戦相手の基本でない土地の数に等しい[[P/T]]を得る。([[エクソダス]]) | ||
**[[荒野の精霊/Wilderness Elemental]] - 赤緑3マナ[[トランプル]]クリーチャー。対戦相手の基本でない土地の数と同数のパワーを得る。([[コールドスナップ]]) | **[[荒野の精霊/Wilderness Elemental]] - 赤緑3マナ[[トランプル]]クリーチャー。対戦相手の基本でない土地の数と同数のパワーを得る。([[コールドスナップ]]) | ||
− | **[[土の荒廃者/Terra Ravager]] - ダブルシンボル4マナクリーチャー。[[攻撃]]時に[[防御プレイヤー]] | + | **[[土の荒廃者/Terra Ravager]] - ダブルシンボル4マナクリーチャー。[[攻撃]]時に[[防御プレイヤー]]の土地数分のパワー修整をターン終了時まで得る。([[統率者2013]]) |
+ | **[[海岸線の匪賊/Coastline Marauders]] - 3マナになって[[タフネス]]が1下がったが、トランプルと[[再演]](4)(赤)(赤)を得た土の荒廃者。([[統率者レジェンズ]]) | ||
+ | **[[エルタレルの生存者/Elturel Survivors]] - [[シングルシンボル]]になってトランプルと[[無尽]]を得、誘発が[[常在型能力]]になった土の荒廃者の[[上位互換]]。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]) | ||
+ | *[[メルカディアの崩落/Mercadia's Downfall]] - 3マナのインスタント。あなたのクリーチャーに基本でない土地の数だけ+X/+0[[修整]]の[[全体強化]]。([[メルカディアン・マスクス]]) | ||
*[[苦痛の城塞/Citadel of Pain]] - 3マナのエンチャント。魔力の奔流が、アップキープでなく終了ステップに誘発する様になったバージョン。([[プロフェシー]]) | *[[苦痛の城塞/Citadel of Pain]] - 3マナのエンチャント。魔力の奔流が、アップキープでなく終了ステップに誘発する様になったバージョン。([[プロフェシー]]) | ||
− | + | *[[マナ噴出/Mana Geyser]] - ダブルシンボル5マナソーサリー。タップ状態の土地の数だけ[[赤マナ]]を加える。([[フィフス・ドーン]]) | |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード名国語辞典#奔流|奔流]]([[カード名国語辞典]]) | *[[カード名国語辞典#奔流|奔流]]([[カード名国語辞典]]) |
2022年7月5日 (火) 01:44時点における最新版
Power Surge / 魔力の奔流 (赤)(赤)
エンチャント
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、魔力の奔流はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、このターンの開始時にそのプレイヤーがコントロールしていたアンタップ状態の土地の数である。
赤のダメージ加速エンチャント。各プレイヤーは、ターンの始めにアンタップ状態のままだった土地の数だけダメージを受ける。
かつてマナ・バーンがあった頃は、対戦相手の様子を見るために土地を残しがちなパーミッションなどのコントロール系のデッキに効果的であった。この手のデッキに含まれやすい色である青や白の対抗色である赤の、一種の色対策カードといえる。
基本セット2010発売に伴うルール改正でマナ・バーンが廃止されたため、自分のターンが始まる前にフルタップすることで容易にダメージを防げるようになり、大きく弱体化してしまった。
- 自分のターンのアンタップを実施する前に「アンタップ状態の土地」を数えなければならないのが、案外面倒くさく忘れやすい。
- このカードが作られた当時は、後世では当たり前のように行われる「対戦相手の終了ステップに、インスタントでドローやライブラリー操作」ができるようなカードがあまりなかったため、かなり効果が高かった。逆にそういったカードが増えてきたため、このカードの確実性はかなり落ちてしまったといえる。
- マナ・バーン廃止により大きく弱体化されたが、冬の宝珠/Winter Orbなどの土地のアンタップを阻害するカードと組み合わせれば、ある程度の効果は確保できる。ダメージを避けるためにフルタップすれば、その分マナ拘束が厳しくなるため。
- これがターンの開始時に戦場になかったとしても、このカードはターン開始時にアンタップ状態だった土地の数を覚えている。
- 上記の「数え忘れやすさ」「インスタントに対する無力さ」を含めて、より使いやすくアレンジしたのが後述の苦痛の城塞/Citadel of Painである。
- 第5版では「マナ・バーンでの混乱。魔力激突/Mana Clashの方が好ましい」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
[編集] 関連カード
主に対戦相手の土地数を参照するカード。特記しない限り赤。逆にあなたのコントロールする土地数のみを数えるのものはEternal Flameの項を参照。
- Typhoon - 緑3マナのソーサリー。島の数のダメージを各対戦相手に与える。(レジェンド)
- 発展の代価/Price of Progress - 2マナのインスタント。各プレイヤーに自身の基本でない土地数×2のダメージ。(エクソダス)
- 酸性土/Acidic Soil - 3マナのソーサリー。各プレイヤーに自身の土地数分ダメージ。(ウルザズ・サーガ)
- 尖塔の重量/Weight of Spires - 1マナのインスタント。対象クリーチャーにコントローラーの基本でない土地の数分ダメージ。(ディセンション)
- 呪詛術士/Anathemancer - 赤黒3マナクリーチャーのETB能力。対象プレイヤーに自身の基本でない土地の数分ダメージ。蘇生(5)(黒)(赤)付き。(アラーラ再誕)
- 危険な地形/Treacherous Terrain - 赤緑8マナのソーサリー。あなたのみダメージを受けなくなった酸性土。基本土地サイクリング(2)付き。(統率者2016)
- Monsoon - 赤緑4マナのエンチャント。各プレイヤーは終了ステップ時にアンタップ状態の島をタップし、タップされた数ダメージを受ける。(アイスエイジ)
- Cold Snap - 白3マナの累加アップキープ(2)エンチャント。魔力の奔流の、アンタップ状態でなく氷雪土地数参照版。(アイスエイジ)
- 原初の秩序/Primal Order - 緑ダブルシンボル4マナのエンチャント。魔力の奔流の、アンタップ状態でなく基本でない土地の数参照版。(ホームランド)
- パリムッド/Pallimud - 3マナのクリーチャー。戦場に出る際に選んだ対戦相手のタップ状態の土地数に等しいパワーを得る。(テンペスト)
- スカイシュラウドの軍獣/Skyshroud War Beast - 緑2マナのクリーチャー。戦場に出る際に選んだ対戦相手の基本でない土地の数に等しいP/Tを得る。(エクソダス)
- 荒野の精霊/Wilderness Elemental - 赤緑3マナトランプルクリーチャー。対戦相手の基本でない土地の数と同数のパワーを得る。(コールドスナップ)
- 土の荒廃者/Terra Ravager - ダブルシンボル4マナクリーチャー。攻撃時に防御プレイヤーの土地数分のパワー修整をターン終了時まで得る。(統率者2013)
- 海岸線の匪賊/Coastline Marauders - 3マナになってタフネスが1下がったが、トランプルと再演(4)(赤)(赤)を得た土の荒廃者。(統率者レジェンズ)
- エルタレルの生存者/Elturel Survivors - シングルシンボルになってトランプルと無尽を得、誘発が常在型能力になった土の荒廃者の上位互換。(統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い)
- メルカディアの崩落/Mercadia's Downfall - 3マナのインスタント。あなたのクリーチャーに基本でない土地の数だけ+X/+0修整の全体強化。(メルカディアン・マスクス)
- 苦痛の城塞/Citadel of Pain - 3マナのエンチャント。魔力の奔流が、アップキープでなく終了ステップに誘発する様になったバージョン。(プロフェシー)
- マナ噴出/Mana Geyser - ダブルシンボル5マナソーサリー。タップ状態の土地の数だけ赤マナを加える。(フィフス・ドーン)