霜噛み/Frost Bite

提供：MTG Wiki

2022年5月20日 (金) 02:07時点における最新版

氷雪パーマネントを3つ以上コントロールしていればダメージが増えるクリーチャー/プレインズウォーカー用火力インスタント。

プレイヤーこそ対象にできないものの、ダメージ量で見れば素打ちでもショック/Shock相当、条件を満たせば稲妻/Lightning Bolt相当となり、除去としてはなかなか優秀なコストパフォーマンスを持つ。

登場時のスタンダードでは赤単アグロの軽量火力として採用され、不詳の安息地/Faceless Havenと併せて冠雪の山/Snow-Covered Mountainを採用する理由付けとなっている。

ローテーション後もしばらくは使われ続けていたが、まず不詳の安息地の禁止によって氷雪デッキ全般の地位が下がってしまう。さらにその後のセットでは同じマナ・コスト・対象範囲の火力として、生け贄が必要だが4点まで上がる電圧のうねり/Voltage Surgeや、ソーサリーだが確実に3点を出せる絞殺/Strangleが登場。いずれも上位互換ではないものの氷雪を利用しない場合の使い勝手はより良いため、こちらが採用される機会はめっきり減ってしまった。

リミテッドでは赤には氷雪パーマネント・カードが存在しないためボーナスを得たければもう他の色か氷雪土地に頼ることになるが、氷雪ボーナスを無視しても1マナ除去として充分有用。

• 「frost bite」は「凍傷」の意味だが、イラストでは文字通り噛みつかれている。フレイバー・テキストも言葉遊びで、nippyの2つの意味「（寒さが）身を切るような」「（犬などが）噛み癖がある」を掛けている。

"Don't wander far—it's a bit nippy out there!"

― Leidurr, expedition leader

「あまり遠くへ行くな。外は噛みつくような寒さだ！」

― 探索班長、レイドゥル

[編集] 参考

• カード個別評価：カルドハイム - コモン