石の脳/The Stone Brain

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[[記憶殺し/Memoricide]]系統の、カード名を指定し根こそぎ[[追放]]するカード。効果は[[漂流自我/Unmoored Ego]]に近い。
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唱えて[[起動]]するには計4[[マナ]]かかるため、漂流自我と比べると1マナ重いものの、2マナずつ分割することもできるので取り回しは悪くない。各種アーティファクト[[シナジー]]が得られるのもメリット。
  
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[[構築]]では各[[フォーマット]]で、主に[[コンボデッキ]]相手の[[サイドボード]]要員として採用されている。同じく色マナを必要としない[[外科的摘出/Surgical Extraction]]と比べて、必要なマナは大幅に増えたが、事前に墓地に落とす必要がないのが利点。
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[[パイオニア]]の[[緑単信心#パイオニア|緑単信心]]においては[[大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator]]が[[ウィッシュボード]]から呼び出せるコンボデッキ対策として重宝されるだけでなく、[[死に至る大釜/Pestilent Cauldron]]による[[勝利]]が[[対戦相手]]の[[真髄の針/Pithing Needle]]などで止められてしまった時の追加の勝利手段として活躍する。後には[[マナ基盤]]の安定化のため死に至る大釜の[[第1面]]を使わず、石の脳を基本的な勝利手段とする型が主流となった。そのほか、[[ローナ・コンボ]]でも[[無限マナ]]とカーンを絡めた[[エンドカード]]として使われる。
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記憶殺し系カードの常として、[[リミテッド]]ではほとんど出番がない。自身の[[カードプール]]では対処できない[[ボムレア]]と遭遇した際の最終手段として[[サイドボード|サイドイン]]する程度だろう。
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*使いまわししやすいアーティファクトのためか、[[起動コスト]]として追放される。逆に追放されるがゆえに、[[大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator]]の-2[[忠誠度能力]]で何度も使いまわすことができる。
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*[[石なる知識/Brainstone]]と英語名が紛らわしい。
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==ストーリー==
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'''石の脳'''/''The Stone Brain''は、[[ラト=ナム/Lat-Nam]]の魔術師が作り上げた強大なアーティファクト({{Gatherer|id=585132}})。魔術師や[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]を無力化する効果を持つ。[[兄弟戦争/Brothers' War]]の時代の[[ウルザ/Urza]]と[[ミシュラ/Mishra]]を倒すために用いられるはずだったが最終的には使用されず、紆余曲折を経て後世の[[グリーンスリーヴス/Greensleeves]]の手に渡る。
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*[[マローの魔術師、グリーンスリーヴス/Greensleeves, Maro-Sorcerer]]の{{Gatherer|id=580533}}([https://www.artstation.com/artwork/klPGBK 高画質版])ではこれを被っている<ref>[https://x.com/EthanFleischer/status/1563731906117894144 @EthanFleischer](X/Twitter [[2022年]]8月28日 [[Ethan Fleischer]]著)</ref>。
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references />
 
*[[手札破壊カード]]
 
*[[手札破壊カード]]
 
*[[墓地対策カード]]
 
*[[墓地対策カード]]
 
*[[ライブラリー破壊カード]]
 
*[[ライブラリー破壊カード]]
 
*[[カード個別評価:兄弟戦争]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:兄弟戦争]] - [[レア]]

2024年7月2日 (火) 19:51時点における最新版


The Stone Brain / 石の脳 (2)
伝説のアーティファクト

(2),(T),石の脳を追放する:対戦相手1人を対象とする。カードの名前1つを選ぶ。そのプレイヤーの墓地と手札とライブラリーから、その名前を持つカード最大4枚を探し、それらを追放する。そのプレイヤーはライブラリーを切り直し、その後、これにより自分の手札から追放されたカード1枚につきカード1枚を引く。起動はソーサリーとしてのみ行う。


ペーパーバック小説ささやきの森/Whispering Woods」シリーズに登場したアーティファクトカード化。記憶殺し/Memoricide系統のカード名を指定し根こそぎ追放する起動型能力を持つ伝説のアーティファクト

効果自体は漂流自我/Unmoored Egoと同一で、そのアーティファクト版といったところだが、なんといっても色拘束なしで唱えられる点が最大のメリット。この手の追放効果は基本的に役割だったが、これはどんな色のデッキにも採用できるため活躍の場は広い。

唱えて起動するには計4マナかかるため、漂流自我と比べると1マナ重いものの、2マナずつ分割することもできるので取り回しは悪くない。各種アーティファクトシナジーが得られるのもメリット。

構築では各フォーマットで、主にコンボデッキ相手のサイドボード要員として採用されている。同じく色マナを必要としない外科的摘出/Surgical Extractionと比べて、必要なマナは大幅に増えたが、事前に墓地に落とす必要がないのが利点。

パイオニア緑単信心においては大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorウィッシュボードから呼び出せるコンボデッキ対策として重宝されるだけでなく、死に至る大釜/Pestilent Cauldronによる勝利対戦相手真髄の針/Pithing Needleなどで止められてしまった時の追加の勝利手段として活躍する。後にはマナ基盤の安定化のため死に至る大釜の第1面を使わず、石の脳を基本的な勝利手段とする型が主流となった。そのほか、ローナ・コンボでも無限マナとカーンを絡めたエンドカードとして使われる。

記憶殺し系カードの常として、リミテッドではほとんど出番がない。自身のカードプールでは対処できないボムレアと遭遇した際の最終手段としてサイドインする程度だろう。

[編集] ストーリー

石の脳/The Stone Brainは、ラト=ナム/Lat-Namの魔術師が作り上げた強大なアーティファクト(イラスト)。魔術師やプレインズウォーカー/Planeswalkerを無力化する効果を持つ。兄弟戦争/Brothers' Warの時代のウルザ/Urzaミシュラ/Mishraを倒すために用いられるはずだったが最終的には使用されず、紆余曲折を経て後世のグリーンスリーヴス/Greensleevesの手に渡る。

[編集] 参考

  1. @EthanFleischer(X/Twitter 2022年8月28日 Ethan Fleischer著)
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