アルケミー

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デジタル限定カードだけでなく、[[紙|テーブルトップ]]に存在するカードに対しても[[エラッタ#パワーレベル・エラッタ|パワーレベル・エラッタ]]となる再調整が行なわれる。意図したバランスを超えてメタゲームに多大な影響を与えているカードについては下方修正(ナーフ/Nerf)を、プレイヤーは楽しんでいるのにパワーレベルの点で足りていないカードについては少しだけ強くする上方修正(バフ/Buff)を加える。下方の例として[[ドロー]]が[[占術]]に変更された[[創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation]]や、上方の例として自身や[[効果]]に[[トランプル]]が追加された[[世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptor]]がある。[[ETB]]のトークンが減った代わりに[[搭乗]]コストも2に減った[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]などの下方と上方を同時に調整したものもある。これらの調整は[[ヒストリック]]にも適用される。
 
デジタル限定カードだけでなく、[[紙|テーブルトップ]]に存在するカードに対しても[[エラッタ#パワーレベル・エラッタ|パワーレベル・エラッタ]]となる再調整が行なわれる。意図したバランスを超えてメタゲームに多大な影響を与えているカードについては下方修正(ナーフ/Nerf)を、プレイヤーは楽しんでいるのにパワーレベルの点で足りていないカードについては少しだけ強くする上方修正(バフ/Buff)を加える。下方の例として[[ドロー]]が[[占術]]に変更された[[創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation]]や、上方の例として自身や[[効果]]に[[トランプル]]が追加された[[世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptor]]がある。[[ETB]]のトークンが減った代わりに[[搭乗]]コストも2に減った[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]などの下方と上方を同時に調整したものもある。これらの調整は[[ヒストリック]]にも適用される。
  
実装からしばらくはスタンダードのカードすべてに加えてアルケミー用のカードが使えるフォーマットだったため純粋に[[カードプール]]が広く、再調整や[[禁止カード]]込みでもスタンダードに比べて強力なデッキが組める環境だった。2023年9月5日の更新からはスタンダードとローテーションのタイミングがずれたため、スタンダードでは活躍しているがアルケミーでは構築自体不可能なデッキも生じるなど差別化が進んでいる。
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実装から2023年9月5日まではスタンダードのカードすべてに加えてアルケミー用のカードが使えるフォーマットだったため純粋に[[カードプール]]が広く、再調整や[[禁止カード]]を考慮してもスタンダードに比べて強力なデッキが組める環境だった。2023年9月5日の更新からはスタンダードとローテーションのタイミングがずれたため、スタンダードでは活躍しているがアルケミーでは構築自体不可能なデッキも生じるなど差別化された。
  
 
再調整カードは内部的には[[名前]]に「A-」がつきスタンダード用のカードとは別個のカードとして存在するが、入手についてはそれぞれが同期するようになる。「A-」が付くのはインポートとエクスポートの時のみでゲーム上では元の名前のままなので、名前を指定する効果などへの影響は無い。
 
再調整カードは内部的には[[名前]]に「A-」がつきスタンダード用のカードとは別個のカードとして存在するが、入手についてはそれぞれが同期するようになる。「A-」が付くのはインポートとエクスポートの時のみでゲーム上では元の名前のままなので、名前を指定する効果などへの影響は無い。
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==使用可能カードセット==
 
==使用可能カードセット==
[[2023年]]10月10日現在、以下の[[セット]]に含まれるカード(番外カード含む)が使用可能である。
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[[2024年]]10月25日現在、以下の[[セット]]に含まれるカード(番外カード含む)が使用可能である。
  
*[[団結のドミナリア]]
 
*[[兄弟戦争]]
 
*[[ファイレクシア:完全なる統一]]
 
*[[機械兵団の進軍]]
 
*[[機械兵団の進軍:決戦の後に]]
 
 
*[[エルドレインの森]]
 
*[[エルドレインの森]]
*[[アルケミー:ドミナリア]]
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*[[イクサラン:失われし洞窟]]
*[[アルケミー:兄弟戦争]]
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*[[カルロフ邸殺人事件]]
*[[アルケミー:ファイレクシア]]
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*[[サンダー・ジャンクションの無法者]]
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*[[ビッグスコア]]
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*[[ブルームバロウ]]
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*[[ダスクモーン:戦慄の館]]
 
*[[アルケミー:エルドレイン]]
 
*[[アルケミー:エルドレイン]]
*[[指輪物語:中つ国の伝承]]
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*[[アルケミー:イクサラン]]
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*[[アルケミー:カルロフ邸]]
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*[[アルケミー:サンダー・ジャンクション]]
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*[[アルケミー:ブルームバロウ]]
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*[[アルケミー:ダスクモーン]]
 
*[[カード個別評価:コンピューターゲーム専用カード#Magic: The Gathering Arena|アリーナ基礎セット]]
 
*[[カード個別評価:コンピューターゲーム専用カード#Magic: The Gathering Arena|アリーナ基礎セット]]
 
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2024年10月27日 (日) 20:26時点における最新版

アルケミー/Alchemyは、構築フォーマットの1つ。Magic: The Gathering Arena上での公式フォーマット。

目次

[編集] 解説

2021年12月9日より開始されたMTGアリーナ上での公式フォーマット。直近2年に発売されたスタンダードで使用可能なセットおよびアルケミーで使用可能と指定されているセットが使用可能で、2年ごとにローテーションする。

デジタル主体のプレイヤー向け。ユーザーのコンテンツの消費速度や常に新鮮で進化し続けるメタゲームへの期待に応えるために、スタンダード環境を基本としてカード再調整やデジタル専用の機能を取り入れたサプリメント・セットを加えることで魅力的な環境を提供することを目的とする。この理念により、スタンダードのローテーションが2年から3年に延長された際にもアルケミーでは2年ごとのローテーションが維持された[1]

デジタル限定カードだけでなく、テーブルトップに存在するカードに対してもパワーレベル・エラッタとなる再調整が行なわれる。意図したバランスを超えてメタゲームに多大な影響を与えているカードについては下方修正(ナーフ/Nerf)を、プレイヤーは楽しんでいるのにパワーレベルの点で足りていないカードについては少しだけ強くする上方修正(バフ/Buff)を加える。下方の例としてドロー占術に変更された創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationや、上方の例として自身や効果トランプルが追加された世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptorがある。ETBのトークンが減った代わりに搭乗コストも2に減ったエシカの戦車/Esika's Chariotなどの下方と上方を同時に調整したものもある。これらの調整はヒストリックにも適用される。

実装から2023年9月5日まではスタンダードのカードすべてに加えてアルケミー用のカードが使えるフォーマットだったため純粋にカードプールが広く、再調整や禁止カードを考慮してもスタンダードに比べて強力なデッキが組める環境だった。2023年9月5日の更新からはスタンダードとローテーションのタイミングがずれたため、スタンダードでは活躍しているがアルケミーでは構築自体不可能なデッキも生じるなど差別化された。

再調整カードは内部的には名前に「A-」がつきスタンダード用のカードとは別個のカードとして存在するが、入手についてはそれぞれが同期するようになる。「A-」が付くのはインポートとエクスポートの時のみでゲーム上では元の名前のままなので、名前を指定する効果などへの影響は無い。

[編集] 使用可能カードセット

2024年10月25日現在、以下のセットに含まれるカード(番外カード含む)が使用可能である。

[編集] 脚注

  1. Updates to Standard and Alchemy on MTG Arena/MTGアリーナにおけるスタンダードとアルケミーの更新(Daily MTG 2023年5月7日)

[編集] 公式特集ページ

[編集] 参考

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