身代わり合成機/Simulacrum Synthesizer

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登場時の[[スタンダード]]範囲に存在する[[カード]]では[[作製]]持ちアーティファクトと相性が良く、一度[[戦場]]を離れてから出直すので、1枚から2回誘発させることができる。自己[[バウンス]]できる[[謎めいた外套/Cryptic Coat]]や、[[蘇生]]持ちアーティファクト、自身をコピーする[[真鍮の拳/Brass Knuckles]]などとの組み合わせも考えられる。
 
登場時の[[スタンダード]]範囲に存在する[[カード]]では[[作製]]持ちアーティファクトと相性が良く、一度[[戦場]]を離れてから出直すので、1枚から2回誘発させることができる。自己[[バウンス]]できる[[謎めいた外套/Cryptic Coat]]や、[[蘇生]]持ちアーティファクト、自身をコピーする[[真鍮の拳/Brass Knuckles]]などとの組み合わせも考えられる。
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[[スタンダード]]では、これを軸にした[[アゾリウス・アーティファクト]]が成立した。[[イクサラン:失われし洞窟]]や[[霊気走破]]といったアーティファクトをテーマとしたセットと同居しているのが追い風。
  
 
真価を発揮するのは[[親和]](アーティファクト)持ちアーティファクトが使える[[フォーマット]]で、[[金属ガエル/Frogmite]]や[[滞留者の相棒/Sojourner's Companion]]などに繋げることで巨大な構築物で戦場を制圧できる。トークンがアーティファクトなので、親和の[[コスト]]減少幅を大きくできるのも強み。
 
真価を発揮するのは[[親和]](アーティファクト)持ちアーティファクトが使える[[フォーマット]]で、[[金属ガエル/Frogmite]]や[[滞留者の相棒/Sojourner's Companion]]などに繋げることで巨大な構築物で戦場を制圧できる。トークンがアーティファクトなので、親和の[[コスト]]減少幅を大きくできるのも強み。
  
[[レガシー]]では[[親和 (デッキ)#レガシー|8-Cast]]に採用される。上記の親和クリーチャーのほか、[[シカリアン・インフィルトレイター/Sicarian Infiltrator]]とも併用されている。
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[[レガシー]]では[[8-Cast#レガシー|8-Cast]]に採用される。上記の親和クリーチャーのほか、[[シカリアン・インフィルトレイター/Sicarian Infiltrator]]とも併用されている。
  
 
*"Simulacrum"には(彫)像という意味もある。{{Gatherer|id=660452}}に「身代わり」要素は見受けられないので、「彫像合成機」とでも訳した方が適切と思われる。過去の[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]と同様、[[身代わり/Simulacrum]]の定訳に引きずられた弊害であろう。
 
*"Simulacrum"には(彫)像という意味もある。{{Gatherer|id=660452}}に「身代わり」要素は見受けられないので、「彫像合成機」とでも訳した方が適切と思われる。過去の[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]と同様、[[身代わり/Simulacrum]]の定訳に引きずられた弊害であろう。
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*スタンダードにて同居する[[兄弟仲の終焉/Brotherhood's End]]は天敵。生成したトークンだけでなくこれもまとめて破壊されてしまう。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037741/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』のトークン]([[Daily MTG]] [[2024年]]4月5日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037741/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』のトークン]([[Daily MTG]] [[2024年]]4月5日)
 
*[[カード個別評価:ビッグスコア]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:ビッグスコア]] - [[神話レア]]

2025年2月23日 (日) 13:48時点における最新版


Simulacrum Synthesizer / 身代わり合成機 (2)(青)
アーティファクト

身代わり合成機が戦場に出たとき、占術2を行う。
マナ総量が3以上でありこれでないアーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、「このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。」を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。


戦場に出る占術2を行い、マナ総量3以上のアーティファクトに反応し構築物トークン生成するアーティファクト。

単独では占術2というマナ効率の悪い効果しかなく、別途重いアーティファクトが要求されるが、その分ウルザの物語/Urza's Saga相当のトークンを量産できる性能は圧巻である。2枚目以降の身代わり合成機でも誘発条件を満たせるので、デッキに複数枚投入しても腐りにくい。

登場時のスタンダード範囲に存在するカードでは作製持ちアーティファクトと相性が良く、一度戦場を離れてから出直すので、1枚から2回誘発させることができる。自己バウンスできる謎めいた外套/Cryptic Coatや、蘇生持ちアーティファクト、自身をコピーする真鍮の拳/Brass Knucklesなどとの組み合わせも考えられる。

スタンダードでは、これを軸にしたアゾリウス・アーティファクトが成立した。イクサラン:失われし洞窟霊気走破といったアーティファクトをテーマとしたセットと同居しているのが追い風。

真価を発揮するのは親和(アーティファクト)持ちアーティファクトが使えるフォーマットで、金属ガエル/Frogmite滞留者の相棒/Sojourner's Companionなどに繋げることで巨大な構築物で戦場を制圧できる。トークンがアーティファクトなので、親和のコスト減少幅を大きくできるのも強み。

レガシーでは8-Castに採用される。上記の親和クリーチャーのほか、シカリアン・インフィルトレイター/Sicarian Infiltratorとも併用されている。

[編集] 参考

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