雲打ち/Cloudthresher
提供：MTG Wiki
| （7人の利用者による、間の7版が非表示） | |||
| 1行： | 1行： | ||
{{#card:Cloudthresher}} | {{#card:Cloudthresher}} | ||
| − | + | 超[[大型クリーチャー|大型]][[エレメンタル]]。[[クァドラプルシンボル]]ながらも6[[マナ]]7/7[[瞬速]]+αという[[コスト・パフォーマンス]]の良さが最大の魅力。[[ETB]][[能力]]と[[到達]]により、対[[飛行]][[クリーチャー]]としての性能としては目を見張るものがある。 | |
| − | [[スタンダード]]では、[[マナ]] | + | [[スタンダード]]では、[[マナ]]が豊富に用意できる[[ビッグ・マナ]]や[[クイックントースト]]などでよく採用されており、小粒な飛行クリーチャーで殴りかかる[[フェアリー (デッキ)|フェアリー]][[デッキ]]との対戦でバシバシとフェアリー軍団を叩き落しているのをよく見かける。特に[[苦花/Bitterblossom]]への効果は抜群。また本体の[[サイズ]]が非常に大きいため、能力で落とせない大型飛行クリーチャーは直接[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]で対処でき抜かりが無い。 |
| − | [[想起]] | + | [[想起]]で[[唱える|唱え]]た場合2[[マナ]][[軽い|軽く]]なり[[X]]＝2で唱える[[突風線/Squall Line]]と同等。あまり効率的とは言えないが前述のフェアリー等の小粒の飛行クリーチャー群を叩くには十分。[[エルフ (デッキ)|エルフ]]等の軽量デッキの[[サイドボード]]にはこの用法がメインで投入される。一応、[[緑]]には少ない[[プレイヤー]]へ[[ダメージ]]を与えられる[[火力]]のため、最後の一押しとしても使用できる。 |
| − | [[瞬速]] | + | [[瞬速]]を活かし、[[アタッカー]]を奇襲[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]で[[除去]]した上で7/7を残す、という1対2交換的な使い方が本筋だと言え、このカードとぶつかって相打ち以上に持ち込める相手が少ない点も評価に値する。 |
| − | + | [[色拘束]]さえクリアできれば非常に強い[[クリーチャー]]なので、[[緑マナ]]に苦労しないデッキであれば問題なく投入できる。 | |
[[リミテッド]]では、普通に出せればもちろん強いが、なにぶん[[色拘束]]が強すぎる。[[想起]]の方をメインに考えていくべきだろう。 | [[リミテッド]]では、普通に出せればもちろん強いが、なにぶん[[色拘束]]が強すぎる。[[想起]]の方をメインに考えていくべきだろう。 | ||
| − | *[[伏魔殿/Pandemonium]] | + | *[[伏魔殿/Pandemonium]]と相性が良いのは想起持ち全般に言えることだが、コストに対するサイズが大きく本体へのダメージ能力もあり、特に効果的と言える。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価：ローウィン]] - [[レア]] | *[[カード個別評価：ローウィン]] - [[レア]] | ||
2020年7月17日 (金) 13:48時点における最新版
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
瞬速
到達
雲打ちが戦場に出たとき、これは飛行を持つ各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ２点のダメージを与える。
想起(２)(緑)(緑)（あなたはこの呪文を、その想起コストを支払うことで唱えてもよい。そうした場合、戦場に出たときにこれを生け贄に捧げる。）
超大型エレメンタル。クァドラプルシンボルながらも6マナ7/7瞬速+αというコスト・パフォーマンスの良さが最大の魅力。ETB能力と到達により、対飛行クリーチャーとしての性能としては目を見張るものがある。
スタンダードでは、マナが豊富に用意できるビッグ・マナやクイックントーストなどでよく採用されており、小粒な飛行クリーチャーで殴りかかるフェアリーデッキとの対戦でバシバシとフェアリー軍団を叩き落しているのをよく見かける。特に苦花/Bitterblossomへの効果は抜群。また本体のサイズが非常に大きいため、能力で落とせない大型飛行クリーチャーは直接ブロックで対処でき抜かりが無い。
想起で唱えた場合2マナ軽くなりX＝2で唱える突風線/Squall Lineと同等。あまり効率的とは言えないが前述のフェアリー等の小粒の飛行クリーチャー群を叩くには十分。エルフ等の軽量デッキのサイドボードにはこの用法がメインで投入される。一応、緑には少ないプレイヤーへダメージを与えられる火力のため、最後の一押しとしても使用できる。
瞬速を活かし、アタッカーを奇襲ブロックで除去した上で7/7を残す、という1対2交換的な使い方が本筋だと言え、このカードとぶつかって相打ち以上に持ち込める相手が少ない点も評価に値する。
色拘束さえクリアできれば非常に強いクリーチャーなので、緑マナに苦労しないデッキであれば問題なく投入できる。
リミテッドでは、普通に出せればもちろん強いが、なにぶん色拘束が強すぎる。想起の方をメインに考えていくべきだろう。
- 伏魔殿/Pandemoniumと相性が良いのは想起持ち全般に言えることだが、コストに対するサイズが大きく本体へのダメージ能力もあり、特に効果的と言える。
