サバンナ・ライオン/Savannah Lions

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1[[マナ]]ながら、[[パワー]]が2、かつデメリットもない破格の[[コスト・パフォーマンス]]を誇る[[クリーチャー]]
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1[[マナ]]2/1にして[[ペナルティ能力]]も持たない、「[[ウィニー]][[]]」を象徴する[[]]
その分、[[バニラ]]で、しかも[[レア]]である。
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[[第8版]]で久々に[[再録]]され、話題を総ざらいに。さらに[[第9版]]でも続けて収録。
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[[バニラ]]であり[[回避能力]][[除去耐性]]は持たないが、1[[ターン]]目に出すと2ターン目から2点の[[クロック]]を刻めるのは強烈。初出は[[リミテッド・エディション]]と文字通り最初期の[[カード]]ながら、デメリットの無い[[クリーチャー]]としては1マナ2/1の基準を満たすカードは長く存在しておらず、完全な[[上位互換]]としては実に20年以上の時を経た[[運命再編]][[マルドゥの悲哀狩り/Mardu Woe-Reaper]]が初。当初は[[レア]]だったのも納得だろう。[[第5版]]では[[コスト・パフォーマンス]]の高さが基準値を超えていると判断されたらしく[[再録]]を逃している。
登場直後こそ[[白ウィニー]]の力不足により活躍できなかったが、[[神河ブロック]]参入後はその高い性能を発揮し、[[ボロスウィニー]][[Zoo]]といった高速[[ビートダウン]]の隆盛を支えた。
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また[[第9版]]での再録時は[[クリーチャー・タイプ]]再編により、[[ライオン]]から待望の[[]]へ変更されることとなった。
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<!-- 以下、2/1クリーチャー関連。関連カードというには関連性が薄いので、同じセクション内にて。
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[[第8版]]で久々に再録、[[第9版]]でも続投し、時代のギャップを感じさせずに[[ボロスウィニー]]や[[Zoo#ラヴニカ・ブロック期|Zoo]]といった高速[[ビートダウンデッキ|ビートダウン]]の隆盛を支えた。その後は[[同型再版]][[先兵の精鋭/Elite Vanguard]][[アンコモン]]で登場、前述の通り完全上位互換も次々に登場し始め、ウィニーの象徴としての役目を終えた。[[ファウンデーションズ]]では久々に再録されたが登場時の[[スタンダード]]にも上位互換が複数存在するため、[[]]関連の[[タイプ的]][[シナジー]]を活かすなどしない限りはそれらが優先される。
↑↓すでに数種の記述漏れが見られますし、今後も該当カードが増加の一途を辿ることは明白ですので、whisperへのリンクに切り替えた上で解説を削ります。 -->
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*1マナでバニラの2/1というのがどれほど強いか、というのは、他の「1マナで2/1」を見てみるとよくわかる。
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どれもそれなりのデメリット持ちなのだ。
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[[1マナ2/1クリーチャーを検索:http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?c_less=1&p_more=2&p_less=2&t_less=1]]
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**[[]]には[[ジャッカルの仔/Jackal Pup]]を始めそれなりの数が存在する。
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同カードは中でも非常に使いやすいが、防御に回ると大きく性能が低下してしまう。
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**[[緑]]は[[野生の犬/Wild Dogs]]や[[ジャングル・ライオン/Jungle Lion]]など。
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これらも基本的に攻める側でのみ役立つクリーチャー。ジャングル・ライオンが最もサバンナ・ライオンに近い性能であると言えるだろう。
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**[[]]には[[屍肉ネズミ/Carrion Rats]]がいる。
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ただし、[[墓地]]のカードたった1枚で無力化されてしまう。トーナメント実績も芳しくない。
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**[[青]]には現在[[アップキープ・コスト]]を要求するものしかおらず、厳密な意味での1マナ2/1以上は存在しない。
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**[[アーティファクト・クリーチャー]]には[[剃刀草の幕/Razorgrass Screen]]がいるが、こちらは[[]]
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***また、さらにデメリットがきつくなった1マナ2/2以上(または3/1)というウィニー群も存在する。
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白での代表格は[[伝説のクリーチャー]]である[[今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda]]
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<!-- -1マナで2/1バニラというだけでも十分強いが、[[ウィニー]]が強い白では、1マナで2/2バニラという化け物もいる。→[[今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda]]。ただし、さすがにこちらは[[伝説の]]クリーチャー。
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↑上に合わせた形に。 -->
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*[[中村聡のMagic五輪の書|中村聡]]氏の著書「[[五輪の書]]」によると、黎明期にこのカードはプレイヤー間では「[[紙|コモン]]以下の[[ゴミクズ]]扱い」をされていたらしい。当然、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]の方が人気であった。
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[[マスターズ25th]]や[[ドミナリア・リマスター]]では[[コモン]]で収録されており、このため[[パウパー]]でも使用可能。白1マナで[[パワー]]2を満たすクリーチャーという条件を満たせるのが他にデメリットを持つクリーチャーと、先述した同型再版の先兵の精鋭のみであり、[[タイプ的]][[シナジー]]を利用しづらい短所もあるが、逆にタイプ的シナジーへの[[メタ]]に引っかかりづらいという長所を備えるため、未だに採用の価値がある。もちろん両方採用して8枚体勢にしてもよし。
このクリーチャーの真の強さが分かるようになれば初心者脱却であろう。
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<!-- 中村氏の周囲では「土地が4枚並ぶまで何もせず、クリーチャーはただP/Tの大きい物が採用される」というのが当たり前で、マナ・コストに関係なくデカいこと=強さです。そんな人間がパックを開ければ「せっかくのレアがただの2/1バニラだった、2/1よりデカいサイズのコモンの方がマシ」となるでしょう。
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*第8版に再録された際、[[アンリミテッド・エディション]]からの再録として紹介されているが、実際には[[リバイズド]]や[[第4版]]の再録経験がある。
これはウィニーという戦略を中村氏や広木氏等が知らなかったからであり、1ターン目からコスト・パフォーマンスの良いカードをガンガン使うというのが認知されているのならこの様な評価にはなっていなかったはずです。
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*第9版での再録時に、[[クリーチャー・タイプ]]再編により[[ライオン]]から[[猫]]へ変更された。
この様な中村氏の周りの背景(環境)を書かずに、ただ「黎明期に〜ゴミクズ」と書くと「黎明期に大多数のプレイヤー間でサバンナ・ライオンはカスだった」と書かれている様に読めます。正しくは「少なくとも中村氏の周囲ではサバンナ・ライオンはカスだった」だと思うのですが。 -->
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*[[マスターズ25th]]に新規{{Gatherer|id=442271}}と新規[[フレイバー・テキスト]]で[[再録]]された。
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*[[中村聡]]の著書「[[中村聡のマジック:ザ・ギャザリング五輪の書]]」によると、黎明期にこのカードは中村の周囲では「[[コモン]]以下の[[紙|ゴミクズ]]扱い」をされていたらしい。当然、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]の方が人気であった。このクリーチャーの真の強さが分かるようになれば初心者脱却であろう。
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*ペナルティや条件無しの1マナパワー2は長らく白にしか存在しなかったが、[[イニストラードを覆う影]]で[[赤]]の[[ファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorger]]が、[[異界月]]で[[緑]]の[[ケッシグをうろつくもの/Kessig Prowler]]が登場した。
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**なお、それ以前にも白ではあるものの[[緑]]マナのみでも[[唱える|唱え]]られる[[ドライアドの闘士/Dryad Militant]]が存在した。ただし、こちらは基本的にはメリットだがデメリットにもなりうる能力を持っている。
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==関連カード==
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===[[同型再版]]===
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*[[先兵の精鋭/Elite Vanguard]]([[基本セット2010]])
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*[[探検隊の特使/Expedition Envoy]]([[戦乱のゼンディカー]])
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===主な上位互換・変形版===
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1マナパワー2の白のクリーチャー。[[常在型能力]]によりパワーが上がるものも含めるが、[[飛行]]を持つものは除外してある。'''太字'''のものは[[上位互換]]。
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*[[今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda]] - 2/2。[[伝説のクリーチャー]]。([[神河物語]])
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*[[ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart]] - 2/2。[[追加コスト]]で[[手札]]から[[キスキン]]を[[公開する]]必要がある。([[ローウィン]])
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*[[壌土のライオン/Loam Lion]] - 1/1。[[森]]を[[コントロール]]していると2/3になる。([[ワールドウェイク]])
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*[[ドライアドの闘士/Dryad Militant]] - [[緑白]]の[[混成カード]]。[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が[[墓地]]に[[置く|置かれ]]るのを[[追放]]に[[置換]]する[[常在型能力]]を持つ。([[ラヴニカへの回帰]])
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*[[万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon]] - [[多色]]への[[プロテクション]]と[[ラッキーチャーム]]を[[内蔵]]している。([[テーロス]])
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*'''[[マルドゥの悲哀狩り/Mardu Woe-Reaper]]''' - これか他の[[戦士]]を[[戦場に出る|戦場に出す]]たびに墓地のクリーチャーを追放しつつ[[回復]]もする[[誘発型能力]]を持つ。([[運命再編]])
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*'''[[ドラゴンを狩る者/Dragon Hunter]]''' - プロテクション([[ドラゴン]])を持ち、ドラゴンに対してのみ[[到達]]を持つ[[かのように]][[ブロック]]できる。([[タルキール龍紀伝]])
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*[[アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros]] - [[伝説の|伝説]]であり[[破壊不能]]を[[得る]][[起動型能力]]を持つ。誘発型能力で[[プレインズウォーカー]]に[[変身]]する。([[マジック・オリジン]])
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*'''[[空渡りの野心家/Skymarcher Aspirant]]''' - [[昇殿]]で飛行を持つ。([[イクサランの相克]])
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*'''[[不屈の護衛/Dauntless Bodyguard]]''' - 戦場に出る際に他のクリーチャーを選び、自身の[[生け贄に捧げる|生け贄]]でそれに[[破壊不能]]を付与する起動型能力を持つ。([[ドミナリア]])
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*'''[[尊い騎士/Venerable Knight]]''' - [[死亡]]時に[[あなた]]の[[騎士]]1体に[[+1/+1カウンター]]を1個置く。([[エルドレインの王権]])
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*'''[[堕ちたる者の案内者/Usher of the Fallen]]''' - [[誇示]]で1/1[[トークン]]を[[生成]]。([[カルドハイム]])
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*[[有能な整備士/Hotshot Mechanic]] - パワーが2大きいかのように[[搭乗]]できる[[アーティファクト・クリーチャー]]。([[神河:輝ける世界]])
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*'''[[徴兵士官/Recruitment Officer]]''' - 起動型能力で[[ライブラリーの一番上|ライブラリーの上]]4枚から[[マナ総量]]3以下のクリーチャー1枚を[[手札に加える|手札に加え]]られる。([[兄弟戦争]])
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*'''[[小癪な家ネズミ/Cheeky House-Mouse]]''' - クリーチャー[[強化]]の[[出来事]]付き[[当事者カード]]。[[本体]]はバニラ。([[エルドレインの森]])
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:9版(9th)]]
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*[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?ccost_more=1&ccost_less=1&p_more=2&p_less=2 1マナでパワー2のクリーチャーを検索]
*[[カード個別評価:8版(8th)]]
+
*[[バニラクリーチャー]]
*[[カード個別評価:4版(4th)]]
+
*[[カード名百科事典#サバンナ|サバンナ]]([[カード名百科事典]])
*[[カード個別評価:リバイズド(3rd)]]
+
*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:アンリミテッド(2nd)]]
+
*[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:第8版]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]]
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__NOTOC__

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Savannah Lions / サバンナ・ライオン (白)
クリーチャー — 猫(Cat)

2/1

1マナ2/1にしてペナルティ能力も持たない、「ウィニー」を象徴する

バニラであり回避能力除去耐性は持たないが、1ターン目に出すと2ターン目から2点のクロックを刻めるのは強烈。初出はリミテッド・エディションと文字通り最初期のカードながら、デメリットの無いクリーチャーとしては1マナ2/1の基準を満たすカードは長く存在しておらず、完全な上位互換としては実に20年以上の時を経た運命再編マルドゥの悲哀狩り/Mardu Woe-Reaperが初。当初はレアだったのも納得だろう。第5版ではコスト・パフォーマンスの高さが基準値を超えていると判断されたらしく再録を逃している。

第8版で久々に再録、第9版でも続投し、時代のギャップを感じさせずにボロスウィニーZooといった高速ビートダウンの隆盛を支えた。その後は同型再版先兵の精鋭/Elite Vanguardアンコモンで登場、前述の通り完全上位互換も次々に登場し始め、ウィニーの象徴としての役目を終えた。ファウンデーションズでは久々に再録されたが登場時のスタンダードにも上位互換が複数存在するため、関連のタイプ的シナジーを活かすなどしない限りはそれらが優先される。

マスターズ25thドミナリア・リマスターではコモンで収録されており、このためパウパーでも使用可能。白1マナでパワー2を満たすクリーチャーという条件を満たせるのが他にデメリットを持つクリーチャーと、先述した同型再版の先兵の精鋭のみであり、タイプ的シナジーを利用しづらい短所もあるが、逆にタイプ的シナジーへのメタに引っかかりづらいという長所を備えるため、未だに採用の価値がある。もちろん両方採用して8枚体勢にしてもよし。

[編集] 関連カード

[編集] 同型再版

[編集] 主な上位互換・変形版

1マナパワー2の白のクリーチャー。常在型能力によりパワーが上がるものも含めるが、飛行を持つものは除外してある。太字のものは上位互換

[編集] 参考

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