欠片の双子/Splinter Twin
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*[[カード個別評価:エルドラージ覚醒]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:エルドラージ覚醒]] - [[レア]] |
2011年8月2日 (火) 11:12時点における版
鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerのような、クリーチャーのコピー・トークンを作り出す起動型能力を持たせるエンチャント。あちらとは「自身のみコピーできる」「伝説のクリーチャーもコピー可能」「終了ステップの開始時に生け贄に捧げるのではなく追放する」の3点で異なる。
作成したコピー・トークンは単純に攻撃に使ってもいいが、それならば元のクリーチャーで攻撃すればいい話。キキジキのように応用範囲が非常に広い点を活かしたい。例をいくつか借りてくると、
- エンチャント先のクリーチャーを何らかの手段でアンタップできれば、1ターンに何体もコピーを生み出せる。(→キキジキアラーム)
- 187クリーチャーにつけると、毎ターンCIP能力を使い回せる。同セットならもやの蛙/Haze Frogにつけて簡易ロックを作ったり、落とし子・トークンを連れてくるカードにつけて戦場を落とし子だらけにしたり、構築環境ならば同盟者デッキでカズールの大将軍/Kazuul Warlordにつけて+1/+1カウンターを量産したりなど。
- CIP能力でパーマネントをアンタップできるやっかい児/Pestermiteや詐欺師の総督/Deceiver Exarchとは相性抜群、お手軽に無限トークンコンボが完成する。
- コストに自身の生け贄を含む能力を持ったクリーチャーにつける。→吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmageなど
その他にも相性のよいカードは多い。いずれにしても、エンチャントしたクリーチャーを除去から守りつつ、息の長い運用を心がけたい。
新たなるファイレクシアが使用可能になった直後のスタンダードにて、詐欺師の総督/Deceiver Exarchとの無限トークンコンボデッキ(→欠片の双子)が登場、地雷デッキ的に大活躍した。存在が知れ渡ってしまった後は、同環境の四肢切断/Dismemberと呪文滑り/Spellskiteと言う天敵に押さえ込まれてはいるものの、コンボパーツがわずか2枚で済むこと、一瞬でも隙をつければ即勝利となる爆発力があることから、青赤を含むコントロール色の強いデッキにはたいていサブコンボとして組み込まれている。