孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth
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同デッキの結果を受け、[[緑]]相手に序盤の[[マナ・クリーチャー]]を[[焼く]]か否かの判断はより重要になったといえる。 | 同デッキの結果を受け、[[緑]]相手に序盤の[[マナ・クリーチャー]]を[[焼く]]か否かの判断はより重要になったといえる。 |
2012年11月28日 (水) 09:44時点における版
Craterhoof Behemoth / 孔蹄のビヒモス (5)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)
クリーチャー — ビースト(Beast)
速攻
孔蹄のビヒモスが戦場に出たとき、ターン終了時まであなたがコントロールするクリーチャーはトランプルを得るとともに+X/+Xの修整を受ける。Xはあなたがコントロールするクリーチャーの数である。
踏み荒らし/Overrunに似た全体強化のCIP能力を持つ大型速攻クリーチャー。
修整値は不定だが、踏み荒らし自体クリーチャーが2体以下の状況で使うような呪文ではない上に、これ自身も頭数に数えられるので修整値が下回るケースは殆ど無いと言っていい。踏み荒らしのマナ・コストが(2)(緑)(緑)(緑)なので、5/5速攻のマナ・コストが(3)以下ということになる。抱き合わせならではの脅威的なコストパフォーマンスである。
とはいえ普通のビートダウンで払いきれるような重さではないので、ビッグ・マナ系のデッキか、リアニメイトなどでコストを踏み倒して使うことになるだろう。他に1/1が3体もいれば、+4/+4の修整で合計ダメージが24点と、多少のブロッカーがいても致死量になる。
実際にグランプリボーフム12においてこのカードを中心に据えたデッキが優勝し、話題を呼んだ。ラヴニカへの回帰現在、インスタント・タイミングでの除去が少ない環境である点も大きい。
同デッキの結果を受け、緑相手に序盤のマナ・クリーチャーを焼くか否かの判断はより重要になったといえる。
リミテッドでは、戦場に出せさえすればほぼ勝てる。他のファッティ達と違い、そのターンの内に決着を付けられるのは大きな強み。易々と払えるコストでないのも確かなので、クリーチャーの頭数を揃えつつマナ基盤を安定させる国境地帯のレインジャー/Borderland Rangerなどを確保しておきたい。
参考
- Hoof it the Easy Way(Serious Fun、文:Adam Styborski)
- カード個別評価:アヴァシンの帰還 - 神話レア