ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
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2017年6月7日 (水) 02:47時点における版
ウルザズ・サーガの伝説の土地サイクルのナンバー2。コントロールしているクリーチャーの数だけ緑マナが出るというとんでもない土地。
緑はなんといってもクリーチャーの色であり、しかもマナ・クリーチャーからの大量展開を大得意とするため、ポテンシャルは高い。さらに土地をアンタップする形でマナ加速する能力を持つクリーチャー(同じウルザ・ブロックで言えばアルゴスの古老/Argothian Elder)が介在すれば、使い切れないほどのマナが溢れかえる。
ストンピィ・トリニティなどの緑単色デッキやリス対立に搭載され、一世を風靡した。緑のカードに限らず、X呪文やアーティファクトなどの不特定マナを利用するカードとも相性がよく、各種ビートダウン・コントロールのマスティコア/Masticore、赤ではX火力を切り札として忍ばせたり、青と合わせて変異種/Morphlingや天才のひらめき/Stroke of Genius、はては白単色デッキのリベリオンのリクルート能力などにも利用された。
現在はエターナルでしか使用できないが、レガシーでは親和エルフ等のエルフデッキで展開力の向上に貢献している。
これ単体ではマナが出ないことに注意。クリーチャーを全体除去でリセットされてしまったときや、初手でこれしか引けなかったときには問題になる。特に後者に関しては、マナ・クリーチャー主体の構成にして土地の総数を減らしていると起こりやすくなる。そのため4枚積みせず、輪作/Crop Rotationでサーチしてくる構成にすることも多い。
- これを複数投入していることで、輪作を一時的なマナ加速に使える(マナを出したこれを生け贄に捧げて2枚目をサーチ)利点もある。
- 読み方は「がいあ の ようらん の ち」。揺籃とはゆりかごのことであるが、「ゆりかごのち」ではない。
- The Top 50 Nonbasic Landsでは16位。なんとペインランド(友好色15位・対抗色14位)に負けてしまった。
- マナ能力だけ抜き出した赤バージョンが戦いの賛歌/Battle Hymn。
- 基本セット2014発売に伴うレジェンド・ルール変更の影響で、2枚目以降を引いても瞬間的なマナ加速として使用可能となり、かなり腐りにくくなった。セラの聖域/Serra's Sanctum、トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyも同様。詳細はセラの聖域を参照。
- 性能だけでなく取引価格も非常に高いことで有名。スタンダード時代はトレイリアのアカデミー、旧エクステンデッドやエターナルではデュアルランドや不毛の大地/Wastelandなどがあまりにも目立っているため話題になりづらいが、こちらの高騰ぶりも相当なものである。
- レガシー選手権14では、優勝者Kevin Jonesに、Filip Burburanによる新規描き下ろしイラストのガイアの揺籃の地の額が贈られた(→参考)
1999年7月1日より、ウルザ・ブロック構築で禁止カードに指定される。
関連カード
サイクル
- セラの聖域/Serra's Sanctum
- トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
- ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower
- シヴの地溝/Shivan Gorge
- ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
コントロールしている特定のパーマネント数だけマナを出すセラの聖域/Serra's Sanctum、トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy、ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleの3枚だけを指すこともある。