ワールド・マジック・カップ
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2018年12月17日 (月) 14:15時点における版
ワールド・マジック・カップ(World Magic Cup)とは、プレミアイベントの一つであり、世界最強国を決める国別対抗戦。かつての世界選手権から団体戦を独立し、2012年から行われる。一時期は世界選手権と併催されていたが、キャプテン枠のプレイヤーの負担が大きすぎる(世界戦4フォーマット+WMC2フォーマットの計6フォーマット、2012年は計7フォーマットを同時練習する必要があった)事から、独立開催となった。
目次 |
参加資格
その国の代表としてワールド・マジック・カップに参加するには、予選の参加権を得たのちに各国で三回行われる予選を突破するか、その国の前年度プロツアー・ポイントで1位になる必要がある。2017年以降、前年度国別プロポイント1位とその国の国別選手権上位2名(プロポイント1位が国別選手権決勝進出の場合のみ国別選手権の上位3名)は代表にする。
1チーム4人(2017年以降1チーム3人)の編成で、プロポイントで選出されたプレイヤーがキャプテンとして国を率いる。
ベスト8(2013年大会以前ベスト4)入りチームのメンバー全員は、次回プロツアーの参加権(及び開催地までの往復航空券)も授与される。
- 2016年以前、場合によって3人以下のチーム編成も認める場合もある、その規定は(チームの反則ではないかぎり)チームのメンバーが失格を受けた場合にも適用する。
- 2013と2014大会の優勝国のキャプテンは、更に次年度の世界選手権の招待権を獲得できた。
賞金とプロポイント
チーム順位 | 賞金 | プロポイント | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 12,000USD | 8 | 全員次回プロツアー参加権利+往復航空券 |
2 | 6,500USD | 7 | |
3-4 | 3,000USD | 6 | |
5-8 | 2,000USD | 5 | |
9-16 | 1,500USD | 4 | |
17-32 | 1,100USD | 3 | |
33位以下 | なし | 2 |
※賞金・プロポイントは一人あたりの金額(ポイント)
大会記録
本項では前身の(旧)世界選手権の国別対抗戦を含む。
年 | 優勝チーム | 参加チーム数 | 日本の成績 | 日本代表選手 |
---|---|---|---|---|
1998年 | アメリカ | 28 | 9位 | 塚本俊樹、石田格 、石橋正至、藤田剛史 |
1999年 | アメリカ | 32 | 8位 | 東野将幸、黒田正城、田口雄一、藤田憲一 |
2000年 | アメリカ | 46 | 12位 | 堂山剛志、小宮忠義、佐々木佑介、池田剛 |
2001年 | アメリカ | 12位 | 松尾悟郎、金民守、森田雅彦 | |
2002年 | アメリカ | 38 | 15位 | 三津家和彦、小野田倫久、佐々木佑介 |
2003年 | アメリカ | 52 | 9位 | 諸藤拓馬、彌永淳也、大礒正嗣 |
2004年 | ドイツ | 49 | ベスト4 | 藤田剛史、津村健志、亀井俊祐 |
2005年 | 日本 | 46 | 優勝 | 諸藤拓馬、志村一郎、大礒正嗣 |
2006年 | オランダ | 50 | 準優勝 | 森勝洋、山本昇平、片山英典 |
2007年 | アメリカ | 41 | ベスト4 | 北山雅也、石川錬、秋山貴志 |
2008年 | アメリカ | 57 | ベスト4 | 大礒正嗣、高桑祥広、渡辺雄也 |
2009年 | 中国 | 61 | 11位 | 中村修平、渡辺雄也、塩田有真 |
2010年 | スロバキア | 57 | 30位 | 森勝洋、池田剛、田籠渉 |
2011年 | 日本 | 41 | 優勝 | 石田龍一郎、藤本知也、三原槙仁 |
2012年 | 台湾 | 71 | 60位(初日敗退) | 渡辺雄也、田中陽、中井直、高橋優太 |
2013年 | フランス | 71 | 42位(初日敗退) | 渡辺雄也、高橋純也、阿嘉俊介、日下部恭平 |
2014年 | デンマーク | 72 | 33位(初日敗退) | 渡辺雄也、Rahman A. Aryabhima、金川俊哉、清永翔 |
2015年 | イタリア | 73 | ベスト8 | 渡辺雄也、玉田遼一、楊塑予、津村健志 |
2016年 | ギリシャ | 73 | 64位(初日敗退) | 八十岡翔太、有田賢人、竹下徹、津村健志 |
2017年 | 日本 | 73 | 優勝 | 渡辺雄也、原根健太、八十岡翔太 |