黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang

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タシグルは[[黒]][[単色]]で、[[緑青]]の能力を持つ必要があった。またカード全体としては[[スゥルタイ群/The Sultai Brood]]らしくなければならなかった。スゥルタイは墓地利用をテーマとしているので、このカードの能力も墓地に関連したものとなるのが望ましいということになる。
 
タシグルは[[黒]][[単色]]で、[[緑青]]の能力を持つ必要があった。またカード全体としては[[スゥルタイ群/The Sultai Brood]]らしくなければならなかった。スゥルタイは墓地利用をテーマとしているので、このカードの能力も墓地に関連したものとなるのが望ましいということになる。
  
最終的に緑青の能力は、[[緑]]が最も得意で[[青]]にも可能なことである「墓地のカードの回収」(青は[[インスタント]]か[[ソーサリー]]を回収するものが多い)と、青が最も得意で緑にも可能なことである「[[あなた|自分]]の[[ライブラリー]]を[[削る]][[効果]]」(緑は同時に[[土地]]かクリーチャーを[[手札に加える]]ものが多い)を組み合わせたものになった。「墓地のカードの回収」は完全に青の[[色の役割|役割]]というわけではないので、選択権は[[コントローラー]]ではなく対戦相手にある([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/fate-ful-stories-part-2-2015-01-19 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0012009/ 翻訳])。
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最終的に緑青の能力は、[[緑]]が最も得意で[[青]]にも可能なことである「墓地のカードの回収」(青は[[インスタント]]か[[ソーサリー]]を回収するものが多い)と、青が最も得意で緑にも可能なことである「[[あなた|自分]]の[[ライブラリー]]を[[削る]][[効果]]」(緑は同時に[[土地]]かクリーチャーを[[手札に加える]]ものが多い)を組み合わせたものになった。「墓地のカードの回収」は完全に青の[[色の役割|役割]]というわけではないので、選択権は[[コントローラー]]ではなく対戦相手にある<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/fate-ful-stories-part-2-2015-01-19 Fate-ful Stories, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0012009/ 運命的な話 その2](Making Magic 2015年1月19日)</ref>。
  
 
*[[サイクル]]全体のデザインの方針については[[不屈のダガタール/Daghatar the Adamant#開発秘話|不屈のダガタール/Daghatar the Adamant]]を参照。
 
*[[サイクル]]全体のデザインの方針については[[不屈のダガタール/Daghatar the Adamant#開発秘話|不屈のダガタール/Daghatar the Adamant]]を参照。
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==参考==
 
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*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/whims-fate-reforged-part-2-2015-01-05 Whims of Fate Reforged, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011840/ 『運命再編』のひらめき その2]([[Daily MTG]]、Making Magic、文:[[Mark Rosewater]]、訳:[[米村薫]])
 
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/whims-fate-reforged-part-2-2015-01-05 Whims of Fate Reforged, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011840/ 『運命再編』のひらめき その2]([[Daily MTG]]、Making Magic、文:[[Mark Rosewater]]、訳:[[米村薫]])
 
*[[カード個別評価:運命再編]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:運命再編]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:アルティメットマスターズ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:アルティメットマスターズ]] - [[レア]]
 
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2018年11月23日 (金) 18:10時点における版


墓地カード回収する起動型能力を持つ探査付きの伝説のクリーチャー

シングルシンボルの探査持ちなので、最小1マナのみで唱えることができる。4/5とサイズも大きく、墓地肥やしを利用して早いターンに唱えることができれば強力な戦力となる。

起動型能力は、4マナで1枚のカード・アドバンテージを得られるというもの。盤面に触れない効果としてはやや重いため、基本的に終盤の余りマナをアドバンテージに変換する能力と考えるとよいだろう。土地以外のなんらかのカードが1枚手に入るのでドロー能力としてみると一見便利だが、どのカードを回収するかの選択権が対戦相手にあるのは無視できない難点。タシグル自身の探査も含めた墓地追放効果や、占術などのライブラリー操作を併用し、手札に戻すカードをある程度操作できるようにしておきたい。

スタンダードでは、アブザンミッドレンジシディシウィップなどのの合うミッドレンジで採用候補となる1枚。またモダンレガシーでも、ジャンクをはじめとする黒緑デッキや黒を含むDelver-Goの新たな戦力となっている。環境フェッチランド軽量呪文が多いため探査で早期に唱えることが容易であり、突然の衰微/Abrupt Decayで除去されない軽量ファッティとして重宝される。ただし能力を起動する機会が限られるため、同じくシングルシンボルの探査クリーチャーであるグルマグのアンコウ/Gurmag Anglerが優先されることもある。

ルール

開発秘話

タシグルは単色で、緑青の能力を持つ必要があった。またカード全体としてはスゥルタイ群/The Sultai Broodらしくなければならなかった。スゥルタイは墓地利用をテーマとしているので、このカードの能力も墓地に関連したものとなるのが望ましいということになる。

最終的に緑青の能力は、が最も得意でにも可能なことである「墓地のカードの回収」(青はインスタントソーサリーを回収するものが多い)と、青が最も得意で緑にも可能なことである「自分ライブラリー削る効果」(緑は同時に土地かクリーチャーを手札に加えるものが多い)を組み合わせたものになった。「墓地のカードの回収」は完全に青の役割というわけではないので、選択権はコントローラーではなく対戦相手にある[1]

関連カード

サイクル

運命再編の、各氏族/Clanカン/Khanサイクル混成マナ・シンボルコストに含む能力を持つ。

ストーリー

タシグル/Tasigurスゥルタイ群/The Sultai Broodカン/Khan。若く残忍な快楽主義者で、スゥルタイの領土の統治には一切の関心を持たない。

詳細はタシグル/Tasigurを参照。

参考

  1. Fate-ful Stories, Part 2/運命的な話 その2(Making Magic 2015年1月19日)
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