幻視の魔除け/Vision Charm
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
13行: | 13行: | ||
*当時の青の[[パーミッション]][[デッキ]]の主力である[[鋼のゴーレム/Steel Golem]]を[[戦場]]から退避させて、[[除去]]から保護したり、一時的にデメリットを無視したりした。 | *当時の青の[[パーミッション]][[デッキ]]の主力である[[鋼のゴーレム/Steel Golem]]を[[戦場]]から退避させて、[[除去]]から保護したり、一時的にデメリットを無視したりした。 | ||
*一部のアーティファクトは、これにより使い回しができる。例えば[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]は、自身の[[破壊]]が[[コスト]]ではなく[[効果]]の一部なので、[[能力]]を[[起動]]し[[解決]]前にフェイズ・アウトさせれば戦場に残る。 | *一部のアーティファクトは、これにより使い回しができる。例えば[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]は、自身の[[破壊]]が[[コスト]]ではなく[[効果]]の一部なので、[[能力]]を[[起動]]し[[解決]]前にフェイズ・アウトさせれば戦場に残る。 | ||
− | *[[対戦相手]]のアーティファクトを[[対象]] | + | *[[対戦相手]]のアーティファクトを[[対象]]にすることも可能。実際、[[アジア太平洋選手権98]]にて、[[アップキープ]]に[[魔力の櫃/Mana Vault]]をフェイズ・アウトさせて[[パンデモノート]][[コンボ]]の成立を1[[ターン]]だけ遅らせ、それを元に対戦相手を[[投了]]に追い込むという[[プレイング]]があった。 |
+ | **[[デュエルファイター刃]]では、[[神の怒り/Wrath of God]]に巻き込まないように[[ティーカのドラゴン/Teeka's Dragon]]を対象にフェイズ・アウトさせていた。恐らく、後程[[捕縛/Binding Grasp]]で奪い取る目的だったと思われる。 | ||
*[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]の[[ETB]]能力を踏み倒すのに利用することも可能(→[[スタイフルノート]])。ETB能力が[[スタック]]に乗ったのに[[対応して]]幻視の魔除けを[[唱える|唱え]]、ドレッドノートをフェイズ・アウトさせればよい。 | *[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]の[[ETB]]能力を踏み倒すのに利用することも可能(→[[スタイフルノート]])。ETB能力が[[スタック]]に乗ったのに[[対応して]]幻視の魔除けを[[唱える|唱え]]、ドレッドノートをフェイズ・アウトさせればよい。 | ||
**当初のルールでは、[[フェイジング]]は[[領域]]の変更として処理されていた(現在は[[位相]]の変更として処理する)ものの、その当時でも「[[フェイズ・イン]]した[[パーマネント]]のETB能力は[[誘発]]しない」という例外処理が設けられていたため、問題なく機能していた。 | **当初のルールでは、[[フェイジング]]は[[領域]]の変更として処理されていた(現在は[[位相]]の変更として処理する)ものの、その当時でも「[[フェイズ・イン]]した[[パーマネント]]のETB能力は[[誘発]]しない」という例外処理が設けられていたため、問題なく機能していた。 |
2024年2月4日 (日) 22:36時点における版
Vision Charm / 幻視の魔除け (青)
インスタント
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを4枚切削する。
・土地タイプと基本土地タイプを1つ選ぶ。ターン終了時まで、最初に選ばれたタイプの各土地は、二番目に選ばれたタイプになる。
・アーティファクト1つを対象とする。それはフェイズ・アウトする。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)
1番目のモードは、ライブラリー破壊。各種教示者への対策や墓地リソースの補充としても使える。
- ライブラリーの総数が少ない事が多いリミテッドでは、かなり役に立つ。2発撃てば8枚削れるので相手の重量級フライヤーなどのキーカードを墓地に落とせるかもしれないし、そのままライブラリーアウト勝ちを狙う事も出来た。
2番目のモードは、土地タイプを変更する。沸騰/Boilなど、基本土地タイプを狙い撃ちにする色対策カードに対する対策として使える。
- 土地から生み出される色マナの色を変えてしまう事ができるので、単色デッキ相手に1ターンだけ色マナを封じるとか、自分の土地から出るマナの色を変えるなどトリッキーに働く。これを利用し、「島」を「沼」にすると宣言し、デッキに1枚挿しされた生命吸収/Drain Lifeで相手を吸い殺す事があった。
- 以前は、「すべての土地はそのカード名と同じ名前の土地タイプを持つ」というルールがあった。そのため各種基本でない土地も2番目のモードで基本土地タイプに変える事ができた。現在は土地タイプを持つ土地にしか干渉することはできないが、代わりにウルザの/Urza'sを持つ土地をまとめて変えることができる。土地タイプの項も参照。
- 当時の青のパーミッションデッキの主力である鋼のゴーレム/Steel Golemを戦場から退避させて、除去から保護したり、一時的にデメリットを無視したりした。
- 一部のアーティファクトは、これにより使い回しができる。例えばネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskは、自身の破壊がコストではなく効果の一部なので、能力を起動し解決前にフェイズ・アウトさせれば戦場に残る。
- 対戦相手のアーティファクトを対象にすることも可能。実際、アジア太平洋選手権98にて、アップキープに魔力の櫃/Mana Vaultをフェイズ・アウトさせてパンデモノートコンボの成立を1ターンだけ遅らせ、それを元に対戦相手を投了に追い込むというプレイングがあった。
- デュエルファイター刃では、神の怒り/Wrath of Godに巻き込まないようにティーカのドラゴン/Teeka's Dragonを対象にフェイズ・アウトさせていた。恐らく、後程捕縛/Binding Graspで奪い取る目的だったと思われる。
- ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian DreadnoughtのETB能力を踏み倒すのに利用することも可能(→スタイフルノート)。ETB能力がスタックに乗ったのに対応して幻視の魔除けを唱え、ドレッドノートをフェイズ・アウトさせればよい。
関連カード
サイクル
- 希望の魔除け/Hope Charm
- 幻視の魔除け/Vision Charm
- 葬送の魔除け/Funeral Charm
- かまどの魔除け/Hearth Charm
- エメラルドの魔除け/Emerald Charm