終異種/Endling
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*不死による強化を狙って[[タフネス]]を0まで下げて自殺するということも可能。別途[[除去耐性]]を用意出来る状況なら狙ってみるのもよいか。 | *不死による強化を狙って[[タフネス]]を0まで下げて自殺するということも可能。別途[[除去耐性]]を用意出来る状況なら狙ってみるのもよいか。 |
2023年8月10日 (木) 10:49時点における版
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 多相の戦士(Shapeshifter)
(黒):ターン終了時まで、終異種は威迫を得る。
(黒):ターン終了時まで、終異種は接死を得る。
(黒):ターン終了時まで、終異種は不死を得る。(このクリーチャーが死亡したとき、これの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、これを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
(1):ターン終了時まで、終異種は+1/-1か-1/+1の修整を受ける。
ついに登場した黒版変異種/Morphlingリメイク。恒例のP/T修整能力に加えて、威迫、接死、不死の3種類のキーワード能力を付与できる。
他の異種に比べると、回避能力の威迫はあまり回避性能が高いとは言えないが、このカードの場合は他の能力との組み合わせによって強烈なプレッシャーとして機能する。接死によってブロッカーを確実に討ち取れるうえ、不死によって返り討ちの不安もなくなることから、対戦相手としては2体以上のブロッカーを一方的に失うことを覚悟でブロックしなければいけないからである。逆にこれがブロッカーに回った際は、高タフネスかつ接死と不死持ちという、火力やマイナス修整での除去にも強い壁として盤面を押しとどめることができる。
総じてそれぞれの能力の噛み合いが強力であり、盤面制圧力が高い。しかし、それらは裏を返せば能力ありきということであり、マナの消費が激しいということでもある。1体で盤面を支えることは得意かもしれないが、構える前提でマナを立たせているうちに相手に展開されて物量で押し切られるとどうしようもないので、より攻撃的に攻めていって相手の盤面を枯らしていきたいところ。逆に、相手が物量で押し切ろうとしてきた所に黒がある程度得意とする全体除去を打ち込むのも良いだろう。滅び/Damnationなど以外にも、同セットに収録されている真冬/Dead of Winterなどとも相性がいい。このカード自身は不死で戻ってくることができ、復活後には最大パワーも上昇しているので十分に殴りきれるだろう。
- 地味ながら、多相の戦士に加えてゾンビのクリーチャー・タイプを獲得している。これによりゾンビを参照するカードとのシナジーに期待できる。
- 元の変異種よりも1マナ軽くなっており、マナレシオが向上している。光異種/Brightlingよりは重いが時代を経てのカードパワーの上昇がうかがえる。
- マナさえあれば不死を複数持つことが出来る。通常意味は無いが計略縛り/Trickbind等一部の誘発型能力に対する打ち消しに対して抵抗力を持てる。
- 異種メガサイクルの終わり/Endに相応しいカード名である。
関連カード
サイクル
「~異種/-ling」のメガサイクル。いずれも起動コスト(M)の3つの起動型能力と、起動コストが(1)のP/T修整能力を持つ、多相の戦士・クリーチャー。
- 光異種/Brightling(バトルボンド)
- 変異種/Morphling(ウルザズ・サーガ)
- 終異種/Endling(モダンホライゾン)
- 炎異種/Torchling(次元の混乱)
- 茨異種/Thornling(コンフラックス)
元祖はウルザズ・サーガの変異種。次元の混乱で炎異種が登場したのを皮切りに各色で登場し、モダンホライゾンの終異種によって遂にサイクル完成となった。サイクル完成までの21年は、「力/Force」サイクルの16年を上回る記録である(参考/翻訳)