血に呪われた者、オドリック/Odric, Blood-Cursed
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2022年1月17日 (月) 01:04時点における版
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 兵士(Soldier)
血に呪われた者、オドリックが戦場に出たとき、血(Blood)トークンX個を生成する。Xは、飛行、先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、到達、トランプル、警戒の中であなたがコントロールしているクリーチャーが持つ能力の種類数に等しい。(各能力はそれぞれ1回のみ数える。)
3/3イニストラード:真紅の契りで再登場したオドリック/Odric。背景ストーリーを反映して吸血鬼・兵士となり本来の白に吸血鬼の赤が追加された。
ETBで自分のクリーチャーが持つ特定の常磐木キーワード能力の数に応じて血トークンを生成する。月皇の司令官、オドリック/Odric, Lunarch Marshalを意識しつつ、吸血鬼らしく変化させた能力といえるが、司令官時代と違い戦場に出た時にしか誘発しない点が非常にネック。3マナと軽量な点を活用しようとすると1、2個程度しか生成が狙えず、かといって並べてから出そうとすると戦場に出た後は3/3のバニラであり、血トークンの強みである軽量ルーターとしての性質も戦況が進むほど弱まっていく。血トークンを利用するカードに黒が多い点も逆風で、これ自体が赤白なのもあって最大限活用しようとすると3色デッキとなり、ヴォルダーレンの居城/Voldaren Estateはあるものの色事故の危険性が増える。唱えるのに対応して他のクリーチャーを除去されてしまうと生成されるトークンの数も減ってしまうなど、総じてリターンを得るのが難しく、リターン自体も大きなものとは言いづらい、使いづらいクリーチャーになってしまっている。
リミテッドでは除去が構築よりも少ないため横に並べやすく、序盤に出せれば主戦力に、中盤以降に出ても血で不要な手札を交換できるようになるなど、構築よりも使いやすい。色を考えると飛行、速攻、警戒辺りはそこまで意識せずとも狙えるだろう。先制攻撃、絆魂、威迫辺りも追加できれば、血トークンがずらりと並ぶ。
イニストラード:真夜中の狩りで登場した天使火の覚醒/Angelfire Ignitionとの相性は良好。色が合うだけでなく、1枚で5つの常磐木能力が付与される。
関連カード
- 熟練の戦術家、オドリック/Odric, Master Tactician
- 月皇の司令官、オドリック/Odric, Lunarch Marshal
- 血に呪われた者、オドリック/Odric, Blood-Cursed
サイクル
イニストラード:真紅の契りのレアの2色の伝説のクリーチャーサイクル。
- 復讐に燃えた犠牲者、ドロテア/Dorothea, Vengeful Victim - ドロテアの報復/Dorothea's Retribution(白青)
- 魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom - エドガー・マルコフの棺/Edgar Markov's Coffin(白黒)
- 流城のルノ/Runo Stromkirk - 深遠の王、クロサス/Krothuss, Lord of the Deep(青黒)
- 苛まれし預言者、エルス/Eruth, Tormented Prophet(青赤)
- 面汚しの乙女、エインジー/Anje, Maid of Dishonor(黒赤)
- ラトスタイン翁/Old Rutstein(黒緑)
- 結ばれた者、ハラナとアレイナ/Halana and Alena, Partners(赤緑)
- 血に呪われた者、オドリック/Odric, Blood-Cursed(赤白)
- 天使の拳、トーレンズ/Torens, Fist of the Angels(緑白)
- 雑食するもの、グロルナク/Grolnok, the Omnivore(緑青)
ストーリー
ヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathiに血を流し込まれ、吸血鬼/Vampireと化してしまったオドリック/Odric。
詳細はオドリック/Odricを参照。
- 初期構想では彼でなくサリア/Thaliaが吸血鬼となる予定であった[1]。
脚注
- ↑ Odds & Ends – Innistrad: Crimson Vow, Part 2/こぼれ話:『イニストラード:真紅の契り』 その2(Making Magic 2021年12月13日 Mark Rosewater著)