咆吼部隊の重量級/Howlsquad Heavy
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[[エンジン始動!]]と味方[[ゴブリン]]への[[速攻]]付与を持つ[[ゴブリン]]・[[傭兵]]。毎[[ターン]]ゴブリン・[[トークン]]を[[攻撃強制|強制攻撃]]させ、[[最高速度]]でゴブリンの数だけ[[赤マナ]]を生み出す。 | [[エンジン始動!]]と味方[[ゴブリン]]への[[速攻]]付与を持つ[[ゴブリン]]・[[傭兵]]。毎[[ターン]]ゴブリン・[[トークン]]を[[攻撃強制|強制攻撃]]させ、[[最高速度]]でゴブリンの数だけ[[赤マナ]]を生み出す。 | ||
− | [[ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster]]や[[軍勢の戦親分/Legion Warboss]]の亜種といった趣の[[カード]]。それらと異なり直接的に[[パワー]]を上げる能力はないが、最高速度に到達すれば[[マナ加速]] | + | [[ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster]]や[[軍勢の戦親分/Legion Warboss]]の亜種といった趣の[[カード]]。それらと異なり直接的に[[パワー]]を上げる能力はないが、最高速度に到達すれば[[マナ加速]]により後続をサポートできる。トークンに[[攻撃]]させることで、自身は[[戦闘]]に参加することなく[[速度]]を上げることが可能。とはいえトークンは最低限の[[サイズ]]しかなく[[チャンプブロック]]されやすいので、確実に速度を上げたいなら[[ハーフボレーの爆弾兵/Dropkick Bomber]]のような[[強化]]したり[[投げる|投げ]]たりする手段があると良い。[[機体]]とも相性が良く、[[搭乗]]コストにすることで攻撃強制を抑えつつ、継続的なトークン生成という恩恵だけを受けられる。 |
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+ | 登場時の[[スタンダード]]で存在するカードでは[[群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss]]と相性が良く、速攻付与で奇襲的に大量のトークンを攻撃させたり、逆にクレンコが生成した大量のトークンでマナ生産量を伸ばしたりといったことが可能。ただしエンジン始動手段をこのカードだけに頼ると初速が遅れやすいので、[[焼き切る非行士/Burnout Bashtronaut]]のような軽量エンジン始動手段と組み合わせておきたい。 | ||
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+ | [[霊気走破]]のリミテッドでは、機体が多く存在するうえに[[ゴブリン]]も[[赤]]に多く存在しているので各種[[シナジー]]を形成しやすく強力である。 | ||
*ゴブリンへの速攻付与と(擬似的な)コストダウンができるカードとしては、過去に[[ゴブリンの戦長/Goblin Warchief]]が存在した。あちらは常時コストを下げることができるが、トークン[[生成]]能力はなくタフネスも低い。 | *ゴブリンへの速攻付与と(擬似的な)コストダウンができるカードとしては、過去に[[ゴブリンの戦長/Goblin Warchief]]が存在した。あちらは常時コストを下げることができるが、トークン[[生成]]能力はなくタフネスも低い。 | ||
*[[名前|カード名]]は一般的に用いられる咆"'''哮'''"ではなく、咆"'''吼'''"表記なので注意。なお、霊気走破より前に登場したカードは全て前者の表記である。 | *[[名前|カード名]]は一般的に用いられる咆"'''哮'''"ではなく、咆"'''吼'''"表記なので注意。なお、霊気走破より前に登場したカードは全て前者の表記である。 | ||
*最高速度という条件があるとはいえ、[[赤]]で使い捨てでも[[リソース]]を要求するタイプでもないマナ加速はこれと[[エンドライダーの触媒者/Endrider Catalyzer]]が初。[[Mark Rosewater]]いわく、赤の[[色の役割]]を広げるための実験とのこと<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/774068709766594560/howdy-mark-question-about-red-mech-color-pie-i Howdy Mark, question about red mech color pie: I...]([[Blogatog]] [[2025年]]1月29日)</ref>。 | *最高速度という条件があるとはいえ、[[赤]]で使い捨てでも[[リソース]]を要求するタイプでもないマナ加速はこれと[[エンドライダーの触媒者/Endrider Catalyzer]]が初。[[Mark Rosewater]]いわく、赤の[[色の役割]]を広げるための実験とのこと<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/774068709766594560/howdy-mark-question-about-red-mech-color-pie-i Howdy Mark, question about red mech color pie: I...]([[Blogatog]] [[2025年]]1月29日)</ref>。 | ||
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2025年2月17日 (月) 23:39時点における版
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 傭兵(Mercenary)
エンジン始動!
あなたがコントロールしていてこれでないすべてのゴブリン(Goblin)は速攻を持つ。
あなたのターンの戦闘の開始時に、赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークン1体を生成する。この戦闘で、そのトークンは可能なら攻撃する。
最高速度 ― (T):あなたがコントロールしているゴブリン1体につき(赤)を加える。
エンジン始動!と味方ゴブリンへの速攻付与を持つゴブリン・傭兵。毎ターンゴブリン・トークンを強制攻撃させ、最高速度でゴブリンの数だけ赤マナを生み出す。
ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemasterや軍勢の戦親分/Legion Warbossの亜種といった趣のカード。それらと異なり直接的にパワーを上げる能力はないが、最高速度に到達すればマナ加速により後続をサポートできる。トークンに攻撃させることで、自身は戦闘に参加することなく速度を上げることが可能。とはいえトークンは最低限のサイズしかなくチャンプブロックされやすいので、確実に速度を上げたいならハーフボレーの爆弾兵/Dropkick Bomberのような強化したり投げたりする手段があると良い。機体とも相性が良く、搭乗コストにすることで攻撃強制を抑えつつ、継続的なトークン生成という恩恵だけを受けられる。
登場時のスタンダードで存在するカードでは群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Bossと相性が良く、速攻付与で奇襲的に大量のトークンを攻撃させたり、逆にクレンコが生成した大量のトークンでマナ生産量を伸ばしたりといったことが可能。ただしエンジン始動手段をこのカードだけに頼ると初速が遅れやすいので、焼き切る非行士/Burnout Bashtronautのような軽量エンジン始動手段と組み合わせておきたい。
霊気走破のリミテッドでは、機体が多く存在するうえにゴブリンも赤に多く存在しているので各種シナジーを形成しやすく強力である。
- ゴブリンへの速攻付与と(擬似的な)コストダウンができるカードとしては、過去にゴブリンの戦長/Goblin Warchiefが存在した。あちらは常時コストを下げることができるが、トークン生成能力はなくタフネスも低い。
- カード名は一般的に用いられる咆"哮"ではなく、咆"吼"表記なので注意。なお、霊気走破より前に登場したカードは全て前者の表記である。
- 最高速度という条件があるとはいえ、赤で使い捨てでもリソースを要求するタイプでもないマナ加速はこれとエンドライダーの触媒者/Endrider Catalyzerが初。Mark Rosewaterいわく、赤の色の役割を広げるための実験とのこと[1]。
脚注
参考
- トークン・カード(公式カードイメージギャラリー)
- カード個別評価:霊気走破 - レア