大地のしもべ/Gaea's Liege
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対戦相手が森をコントロールしていなければ攻撃できない(正確には攻撃できるが、[[タフネス]]0になって即死)という弱点を、「対戦相手の[[土地]]を森に変える」[[能力]]で埋めている。 | 対戦相手が森をコントロールしていなければ攻撃できない(正確には攻撃できるが、[[タフネス]]0になって即死)という弱点を、「対戦相手の[[土地]]を森に変える」[[能力]]で埋めている。 | ||
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*このカードのみ「Gaea」が「[[ガイア/Gaea|ガイア]]」ではなく「大地」と訳されている。初期の翻訳だったので[[テンプレート]]が確立していなかったわけで、仕方のないところ。 | *このカードのみ「Gaea」が「[[ガイア/Gaea|ガイア]]」ではなく「大地」と訳されている。初期の翻訳だったので[[テンプレート]]が確立していなかったわけで、仕方のないところ。 | ||
+ | *[[第4版]]の英語版には、ルール文章の一部で「Liege」が「L'''ei'''ge」となっている[[誤植]]がある(→{{Gatherer|id=2214|カード画像}})。 | ||
*[[時のらせん]]で[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]]。かつては[[クリーチャー・タイプ]]が[[カード名]]と同じだったが、[[アバター]]となっている。 | *[[時のらせん]]で[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]]。かつては[[クリーチャー・タイプ]]が[[カード名]]と同じだったが、[[アバター]]となっている。 | ||
2013年5月14日 (火) 15:38時点における版
Gaea's Liege / 大地のしもべ (3)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — アバター(Avatar)
クリーチャー — アバター(Avatar)
大地のしもべが攻撃していないかぎり、そのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールする森(Forest)の数に等しい。大地のしもべが攻撃しているかぎり、そのパワーとタフネスはそれぞれ、防御プレイヤーがコントロールする森の数に等しい。
(T):土地1つを対象とする。それは大地のしもべが戦場を離れるまで森になる。
森の量によって強さが変わるクリーチャー。非攻撃時は「あなたがコントロールする森の数」、攻撃時は「対戦相手がコントロールする森の数」と、数え方が異なるのが特徴的。
対戦相手が森をコントロールしていなければ攻撃できない(正確には攻撃できるが、タフネス0になって即死)という弱点を、「対戦相手の土地を森に変える」能力で埋めている。
緑はマナ・クリーチャーを用いて加速する傾向があるので、これが出せるころでは緑単色デッキでも4/4くらいがいいところ。そして、対戦相手が緑デッキでないかぎり、それだけでは防御専用。森化できるのは1ターンにつき1枚なので、このマナ・コストのクリーチャーとして無難なパワーで攻撃できるようになるのは、かなり先になってしまう。
以上のような理由で、巨大になる可能性を秘めてはいるが、速攻系デッキの戦闘用クリーチャーとしては不向き。どちらかというと「森化」能力で対戦相手の色マナ生産を妨害しつつ、十分に森が増えたら攻撃をかける、一種の土地破壊寄りのコントロールデッキ向けカードといえる。
- マジックのルール上は「戦場という領域は一つで、プレイヤーの所有ではない」が、これの能力はなんとなく「対戦相手の戦場/あなたの戦場」というようなイメージを持っている、といってよいだろう。普段は「あなたの戦場」にいるので、あなたの森の数に依存。攻撃すると「対戦相手の戦場」に踏み込んでいくので、対戦相手の森に依存、というような感じ。誤解を生む余地のあるテキストといえ、第5版で基本セット落ちしたのもこのあたりの理由も含まれるのではないだろうか。
- ある意味ウークタビー・ワイルドキャット/Uktabi Wildcatsはこれの調整版。
- このカードのみ「Gaea」が「ガイア」ではなく「大地」と訳されている。初期の翻訳だったのでテンプレートが確立していなかったわけで、仕方のないところ。
- 第4版の英語版には、ルール文章の一部で「Liege」が「Leige」となっている誤植がある(→カード画像)。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。かつてはクリーチャー・タイプがカード名と同じだったが、アバターとなっている。