黒緑エルフ
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2010年4月8日 (木) 12:14時点における版
黒緑エルフ(Black-Green Elves)は、その名の通りエルフを主力とした黒緑ビートダウンデッキ。ローウィンでエルフが主要部族に選ばれたことで誕生したエルフデッキである。
目次 |
概要
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの手札にあるエルフ(Elf)・カードを1枚公開するか(3)を支払う。
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えたら、それだけで破壊する。)
ソーサリー
以下から2つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失う。
・あなたの墓地にある、マナ総量がX以下のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。
・クリーチャーを最大X体まで対象とする。ターン終了時まで、それらは畏怖を得る。(それらは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
定番の野生語りのガラク/Garruk Wildspeakerなどに加え、傲慢な完全者/Imperious Perfectやレンの地の克服者/Wren's Run Vanquisherなどが採用される。
序盤はクリーチャーでライフを削っていき、最後は不敬の命令/Profane Commandのカードパワーで押し切るのが基本。
世界選手権07では日本勢の多くがこのタイプを使用し、森勝洋・中野圭貴の両名をベスト8に輩出(→*1)。その後も長らくメタの一角を占め続けた。特にモーニングタイド以降はメタゲームの中心となった青黒フェアリーに優位に立てたことも大きい。
アラーラの断片ブロック参入後も、時のらせんブロックで失ったものが少なかったこともあり、引き続き同環境の黒緑ビートダウンの一種として存在している。
アラーラの断片とコンフラックスでは得た物がほとんどなかったが、アラーラ再誕の参入により、朽ちゆくヒル/Putrid Leechや大渦の脈動/Maelstrom Pulseを得た。これにより再びメタゲームの上位に復帰しつつある。→*2
第10版が抜け、ラノワールの荒原/Llanowar Wastesと樹上の村/Treetop Villageが抜けたことでローウィン・ブロック落ちを待たずして崩壊した。
サンプルレシピ1
- 時のらせんブロック期のもので、最初に活躍したタイプ。
- WotC内のコラム「「黒緑エルフ」という選択」も参照のこと。
サンプルレシピ2
- 備考
- グランプリバルセロナ09 ベスト8 (参考)
- 使用者:Sean Og Murphy
- フォーマット
- こちらはアラーラの断片ブロック参入後の後期型。
- 青黒フェアリーを意識して、メインから雲打ち/Cloudthresherが採用されている。