ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator
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当時の[[スタンダード]]では赤はあまり使われておらず、[[デッキ]]の傾向もコンボやコントロールが主流だったため、[[軽い]][[ダメージソース]]として人気があり、当時の[[スーサイドブラック]]や、[[生け贄に捧げる|生け贄]]の豊富な[[マーセナリー]]で使用された。中には[[手札破壊]]と[[除去]]でサポートし、これを[[フィニッシャー]]に据える[[デッキ]]すらあった(→[[ブリッツ]])。 | 当時の[[スタンダード]]では赤はあまり使われておらず、[[デッキ]]の傾向もコンボやコントロールが主流だったため、[[軽い]][[ダメージソース]]として人気があり、当時の[[スーサイドブラック]]や、[[生け贄に捧げる|生け贄]]の豊富な[[マーセナリー]]で使用された。中には[[手札破壊]]と[[除去]]でサポートし、これを[[フィニッシャー]]に据える[[デッキ]]すらあった(→[[ブリッツ]])。 | ||
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2007年現在では、[[エターナル]]で見ることができる。[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]寄りのコントロールデッキなどで、[[サイドボード]]に採用される場合が多い。ただし、[[未来予知]]でよりリスクの少ないアタッカーである[[墓忍び/Tombstalker]]を得たため採用率は低くなってきている。 | 2007年現在では、[[エターナル]]で見ることができる。[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]寄りのコントロールデッキなどで、[[サイドボード]]に採用される場合が多い。ただし、[[未来予知]]でよりリスクの少ないアタッカーである[[墓忍び/Tombstalker]]を得たため採用率は低くなってきている。 | ||
− | *[[スクイーのオモチャ/Squee's Toy]]や[[肉占い/Sarcomancy]] | + | *[[スクイーのオモチャ/Squee's Toy]]や[[肉占い/Sarcomancy]]などを先に並べておくと、維持がかなり楽になる。 |
*[[ファイレクシアvsドミナリア連合]]に[[神話レア]]として[[Jim Murray]]による{{Gatherer|id=207891|新規イラスト}}で収録された。 | *[[ファイレクシアvsドミナリア連合]]に[[神話レア]]として[[Jim Murray]]による{{Gatherer|id=207891|新規イラスト}}で収録された。 | ||
*日本ではよく「ネゲター」と呼ばれるが、Negatorの発音を仮名で表記するとしたら「ニゲイター」となる。 | *日本ではよく「ネゲター」と呼ばれるが、Negatorの発音を仮名で表記するとしたら「ニゲイター」となる。 | ||
− | *なんと制作段階においては、「[[生け贄に捧げる]] | + | *なんと制作段階においては、「[[生け贄に捧げる]]」[[ペナルティ能力]]を、「生け贄に捧げてもよい」というメリットにしてもいいのではないかとの提言もあった。いいわけがない。(→参考:[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af2 Skeletons in R&D's closet]) |
*通称「エヴァ」または「初号機」。{{Gatherer|id=5559|イラスト}}がアニメ『[[Wikipedia:ja:新世紀エヴァンゲリオン|新世紀エヴァンゲリオン]]』に登場するエヴァンゲリオン初号機に似ていることから。エヴァブームからはだいぶ経ってしまったが、当時は日本発でアメリカでも通じる数少ない俗称だった。現在では[[Magic Workstation|MWS]]上に居るアメリカ人の大半にネタが通じないらしい。 | *通称「エヴァ」または「初号機」。{{Gatherer|id=5559|イラスト}}がアニメ『[[Wikipedia:ja:新世紀エヴァンゲリオン|新世紀エヴァンゲリオン]]』に登場するエヴァンゲリオン初号機に似ていることから。エヴァブームからはだいぶ経ってしまったが、当時は日本発でアメリカでも通じる数少ない俗称だった。現在では[[Magic Workstation|MWS]]上に居るアメリカ人の大半にネタが通じないらしい。 | ||
2011年9月3日 (土) 13:47時点における版
Phyrexian Negator / ファイレクシアの抹殺者 (2)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
トランプル
ファイレクシアの抹殺者にダメージが与えられるたび、その点数と同じ数のパーマネントを生け贄に捧げる。
黒のスーサイドクリーチャーの代名詞で、現在でも非常に人気のあるカード。
暗黒の儀式/Dark Ritualから1ターン目に5/5トランプルが戦場に出るのは脅威。ダメージを与える要素に乏しいコンボデッキやコントロールデッキに対しては、それだけでゲームが決まりかねないほどの威力を持つ。しかしその唯一の欠点であるダメージには極端に弱く、小さなブロッカーでも止まらざるを得ない。特に赤が相手だと返しのターンでショック/Shockを撃たれて投了というパターンすらある。まさに、環境が問われるクリーチャーである。
当時のスタンダードでは赤はあまり使われておらず、デッキの傾向もコンボやコントロールが主流だったため、軽いダメージソースとして人気があり、当時のスーサイドブラックや、生け贄の豊富なマーセナリーで使用された。中には手札破壊と除去でサポートし、これをフィニッシャーに据えるデッキすらあった(→ブリッツ)。
他の環境でのメインデッキ採用は難しいだろう。
2007年現在では、エターナルで見ることができる。ビートダウン寄りのコントロールデッキなどで、サイドボードに採用される場合が多い。ただし、未来予知でよりリスクの少ないアタッカーである墓忍び/Tombstalkerを得たため採用率は低くなってきている。
- スクイーのオモチャ/Squee's Toyや肉占い/Sarcomancyなどを先に並べておくと、維持がかなり楽になる。
- ファイレクシアvsドミナリア連合に神話レアとしてJim Murrayによる新規イラストで収録された。
- 日本ではよく「ネゲター」と呼ばれるが、Negatorの発音を仮名で表記するとしたら「ニゲイター」となる。
- なんと制作段階においては、「生け贄に捧げる」ペナルティ能力を、「生け贄に捧げてもよい」というメリットにしてもいいのではないかとの提言もあった。いいわけがない。(→参考:Skeletons in R&D's closet)
- 通称「エヴァ」または「初号機」。イラストがアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するエヴァンゲリオン初号機に似ていることから。エヴァブームからはだいぶ経ってしまったが、当時は日本発でアメリカでも通じる数少ない俗称だった。現在ではMWS上に居るアメリカ人の大半にネタが通じないらしい。
関連カード
- ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem - ファイレクシアの抹殺者と同様の性能にクリーチャー化するマナ・アーティファクト。
- ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator - ファイレクシアの抹殺者のリメイク版。1マナ重く色拘束がきつくなった代わりに、生け贄を要求されるプレイヤーが、ダメージの発生源のコントローラーとなっている。