ライブラリーアウト

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
11行: 11行:
 
勝ち手段をこの方法に決めた場合、たとえ通常サイズのデッキ相手であっても持久戦になるので、生き残るための高い防御力を必要とする。たまに[[MoMa]]とか[[玉虫アルター]]のような、一瞬でライブラリーがすべて消し飛ぶ派手なデッキもあるが、大抵はどれも[[ロック]]か[[パーミッション]]の形を取っているのは「高い防御力」を得るための必然だろう。[[トーナメント]]の場合は残り時間に注意。
 
勝ち手段をこの方法に決めた場合、たとえ通常サイズのデッキ相手であっても持久戦になるので、生き残るための高い防御力を必要とする。たまに[[MoMa]]とか[[玉虫アルター]]のような、一瞬でライブラリーがすべて消し飛ぶ派手なデッキもあるが、大抵はどれも[[ロック]]か[[パーミッション]]の形を取っているのは「高い防御力」を得るための必然だろう。[[トーナメント]]の場合は残り時間に注意。
  
*[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]ではライブラリーアウトを[[勝利]]に変えてくれる。
+
*[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]は、自分のライブラリーアウトを[[勝利]]に変えてくれる。
**過去のカードでは、[[片意地な使い魔/Obstinate Familiar]]や[[あざみの使い魔、明日歌/Tomorrow, Azami's Familiar]]などの「ドローを[[置換効果|置換]]する能力」によってこの敗北条件を回避することができる。
+
**研究室の偏執狂が登場する以前のカードでは、[[片意地な使い魔/Obstinate Familiar]]や[[あざみの使い魔、明日歌/Tomorrow, Azami's Familiar]]などの「ドローを[[置換効果|置換]]する能力」によって、この敗北条件を回避することができる。
 
*ライブラリーのカードが0枚になった時ではなく、'''カードがないライブラリーからカードを引こうとしたとき'''なので注意。つまり、ただひたすら対戦相手のライブラリーを[[墓地]]に置いたり、[[追放]]したりするだけのデッキは、通常勝利するには対戦相手の[[ドロー・ステップ]]まで待たなくてはならない。相手にドロー呪文を撃つタイプならOK。
 
*ライブラリーのカードが0枚になった時ではなく、'''カードがないライブラリーからカードを引こうとしたとき'''なので注意。つまり、ただひたすら対戦相手のライブラリーを[[墓地]]に置いたり、[[追放]]したりするだけのデッキは、通常勝利するには対戦相手の[[ドロー・ステップ]]まで待たなくてはならない。相手にドロー呪文を撃つタイプならOK。
 
*"run out"(使い果たす)と呼ぶこともある。
 
*"run out"(使い果たす)と呼ぶこともある。

2013年2月15日 (金) 14:51時点における版

ライブラリーアウト (Library Out/Decked)とは、敗北条件の1つ、「カードがないライブラリーからカードを引こうとしたプレイヤーは、次にいずれかのプレイヤーが優先権を得る時にゲームに負ける。これは状況起因処理である。(CR:120.4)」の呼称。

これをメインに据えて勝つデッキもあり、主に次の2つのパターンに分かれる。

  1. ライブラリー破壊(ライブラリーのカードを墓地に置いたり追放したりする効果)の呪文能力、もしくはドロー呪文を相手に撃つ。
  2. 自分だけドローを飛ばす手段を用意するか、ライブラリーを修復する手段を用意するかして、相手のライブラリーが自然に尽きるのを待つ(ロックを極めて投了させる)。

ライブラリーを使わないデッキは存在しないし、ライブラリーアウトは相手のライフ戦場の状況に関係なく勝利できる手段である。そのため相手のデッキや動きに影響を受けづらいことが利点。

弱点は、その到達までのハードルがライフを削る勝ち方よりも高いところ。初期ライフは誰でも20点なのに対して、構築ならば、削らなければならないライブラリーはどんなに少なくても40枚以上。相手のドローなどである程度は自動的に削られるとは言っても、相当遠い。バベルのように極端に分厚いデッキの存在も厳しい点。

勝ち手段をこの方法に決めた場合、たとえ通常サイズのデッキ相手であっても持久戦になるので、生き残るための高い防御力を必要とする。たまにMoMaとか玉虫アルターのような、一瞬でライブラリーがすべて消し飛ぶ派手なデッキもあるが、大抵はどれもロックパーミッションの形を取っているのは「高い防御力」を得るための必然だろう。トーナメントの場合は残り時間に注意。

参考

MOBILE