ウルザの色眼鏡/Sunglasses of Urza
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− | + | [[アルファ]]に収録された同[[セット]]の[[変換/Conversion]]へ対する露骨過ぎな対策[[カード]]。 | |
− | *[[ | + | [[赤]]は[[色の役割]]上[[エンチャント]]を[[破壊]]出来ない為、[[山]]を[[平地]]に変えてしまう変換それ1枚で何も出来ずに詰んでしまう事態が生じる。この[[アーティファクト]]はその様な状況をある程度打開してくれる。[[色マナ]]を要求しないアーティファクト故、もし変換が[[場]]に存在していてもこれを[[唱える]]事が出来る。 |
− | * | + | *変換のリメイクである[[Glaciers]]に対しても[[効果]]を発揮する。 |
− | *[[第5版]]では「弱過ぎる。[[変換/Conversion]]が無くなるので必要性はない」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。 | + | *しかし、変換を使用する側の白はアーティファクト破壊に長けた色でもある故、これを出しても処理されてしまう事だろう。 |
− | + | *また、同セットには[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]や[[Chaos Orb]]等の[[色]]を問わない[[パーマネント]]破壊アーティファクトが他にも収録されていた。その為、赤側の[[デッキ]]使用者が変換や[[赤の防御円/Circle of Protection: Red]]等の[[エンチャント]]対策を真剣に考慮するならば、このカードよりもそれらを採用した方が遥かに良い。 | |
− | + | 赤側の[[デッキ]]で採用するより、白側のデッキがこれを採用し、白いデッキから赤い[[呪文]]を唱えて[[対戦相手]]の意表を突いた戦術を取ったり、白と赤を含む[[多色]]デッキにおける[[色事故]]防止の為に使用する方がよい。 | |
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+ | [[ウルザの眼鏡/Glasses of Urza]]は、類似した[[カード名]]と[[絵|イラスト]]を持つ({{Gatherer|id=1110|ウルザの眼鏡のイラスト}}、{{Gatherer|id=42|ウルザの色眼鏡のイラスト}})。ただし、[[能力]]は全く別物。 | ||
+ | *眼鏡と色眼鏡はたびたび同時収録されたため、「[[ウルザ/Urza]]の頭は2つある」というジョークがあった。 | ||
+ | *アングルードにて更なる類似品の[[Urza's Contact Lenses]]も登場する。({{Gatherer|id=9770|Urza's Contact Lensesのイラスト}}) | ||
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+ | [[第5版]]では「弱過ぎる。[[変換/Conversion]]が無くなるので必要性はない」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。 | ||
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+ | 「サングラス(色眼鏡)をかけたら白が赤に見えます」というとまるで[[銀枠]]の様なカードだが、歴とした[[黒枠]]である。 | ||
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+ | 1999年9月のオラクル更新において、この能力は白マナを[[支払う]]ことで赤マナを生み出す[[起動型能力]]となっていたが、2007年9月のオラクル更新の際に、印刷時の通り白マナを赤マナである[[かのように]]支払うことを許可する[[常在型能力]]に戻された。 | ||
==参考== | ==参考== |
2015年11月29日 (日) 13:48時点における版
アルファに収録された同セットの変換/Conversionへ対する露骨過ぎな対策カード。
赤は色の役割上エンチャントを破壊出来ない為、山を平地に変えてしまう変換それ1枚で何も出来ずに詰んでしまう事態が生じる。このアーティファクトはその様な状況をある程度打開してくれる。色マナを要求しないアーティファクト故、もし変換が場に存在していてもこれを唱える事が出来る。
- 変換のリメイクであるGlaciersに対しても効果を発揮する。
- しかし、変換を使用する側の白はアーティファクト破壊に長けた色でもある故、これを出しても処理されてしまう事だろう。
- また、同セットにはネビニラルの円盤/Nevinyrral's DiskやChaos Orb等の色を問わないパーマネント破壊アーティファクトが他にも収録されていた。その為、赤側のデッキ使用者が変換や赤の防御円/Circle of Protection: Red等のエンチャント対策を真剣に考慮するならば、このカードよりもそれらを採用した方が遥かに良い。
赤側のデッキで採用するより、白側のデッキがこれを採用し、白いデッキから赤い呪文を唱えて対戦相手の意表を突いた戦術を取ったり、白と赤を含む多色デッキにおける色事故防止の為に使用する方がよい。
ウルザの眼鏡/Glasses of Urzaは、類似したカード名とイラストを持つ(ウルザの眼鏡のイラスト、ウルザの色眼鏡のイラスト)。ただし、能力は全く別物。
- 眼鏡と色眼鏡はたびたび同時収録されたため、「ウルザ/Urzaの頭は2つある」というジョークがあった。
- アングルードにて更なる類似品のUrza's Contact Lensesも登場する。(Urza's Contact Lensesのイラスト)
第5版では「弱過ぎる。変換/Conversionが無くなるので必要性はない」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
「サングラス(色眼鏡)をかけたら白が赤に見えます」というとまるで銀枠の様なカードだが、歴とした黒枠である。
1999年9月のオラクル更新において、この能力は白マナを支払うことで赤マナを生み出す起動型能力となっていたが、2007年9月のオラクル更新の際に、印刷時の通り白マナを赤マナであるかのように支払うことを許可する常在型能力に戻された。