変位エルドラージ/Eldrazi Displacer
提供:MTG Wiki
10行: | 10行: | ||
[[リミテッド]]ではタッパーとしての働きに加えて、十分なマナがあれば[[コンバット・トリック]]も無駄打ちさせることができるので、[[除去]]されなければ1体で勝負を決めてしまう[[エンドカード]]。[[ゲートウォッチの誓い]]の[[白]]には[[アンコモン]]以下だけでも[[探検の猛禽/Expedition Raptor]]、[[反射魔道士/Reflector Mage]]、[[救援隊長/Relief Captain]]、[[復興の壁/Wall of Resurgence]]といった[[187クリーチャー]]がいるため、これらを使い回すギミックも十分狙える。 | [[リミテッド]]ではタッパーとしての働きに加えて、十分なマナがあれば[[コンバット・トリック]]も無駄打ちさせることができるので、[[除去]]されなければ1体で勝負を決めてしまう[[エンドカード]]。[[ゲートウォッチの誓い]]の[[白]]には[[アンコモン]]以下だけでも[[探検の猛禽/Expedition Raptor]]、[[反射魔道士/Reflector Mage]]、[[救援隊長/Relief Captain]]、[[復興の壁/Wall of Resurgence]]といった[[187クリーチャー]]がいるため、これらを使い回すギミックも十分狙える。 | ||
− | [[モダン]]ではCIP能力持ちとセットで[[エルドラージ_( | + | [[モダン]]ではCIP能力持ちとセットで[[エルドラージ_(デッキ)#.E7.99.BD.E9.9D.92|白青エルドラージ]]で採用される。 |
[[レガシー]]においても採用されることがある。[[エルドラージ_(デッキ)#レガシー|白単エルドラージ]]や[[Death & Taxes#レガシー|Death & Taxes]]などであるが、特に後者のデッキでは[[コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor]]との[[コンボ]]をクリーチャーの起動型能力で行えるという点がデッキ構造そのものと相性が良い。また、[[リアニメイト]]や[[実物提示教育/Show and Tell]]を始めとした強力なクリーチャー踏み倒し手段が豊富な環境であるため、それらのフィニッシャーを完封できるのも貴重。相手のクリーチャーをブリンク出来ることから、[[封じ込める僧侶/Containment Priest]]環境下では繰り返し使える3マナ追放除去という武器にもなる。 | [[レガシー]]においても採用されることがある。[[エルドラージ_(デッキ)#レガシー|白単エルドラージ]]や[[Death & Taxes#レガシー|Death & Taxes]]などであるが、特に後者のデッキでは[[コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor]]との[[コンボ]]をクリーチャーの起動型能力で行えるという点がデッキ構造そのものと相性が良い。また、[[リアニメイト]]や[[実物提示教育/Show and Tell]]を始めとした強力なクリーチャー踏み倒し手段が豊富な環境であるため、それらのフィニッシャーを完封できるのも貴重。相手のクリーチャーをブリンク出来ることから、[[封じ込める僧侶/Containment Priest]]環境下では繰り返し使える3マナ追放除去という武器にもなる。 | ||
2016年6月15日 (水) 10:17時点における版
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
(2)(◇):他のクリーチャー1体を対象とし、それを追放し、その後それをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。((◇)は無色マナを表す。)
ちらつき/Flicker系の起動型能力を持つエルドラージ。マナがあれば何度でも使えること、タップ状態で戦場に戻すことが特徴的。
自分のクリーチャーを対象にする場合、単体除去や戦闘から逃げる、平和な心/Pacifism系の擬似除去オーラを剥がす、CIP能力を使い回すなどの用途が考えられる。特にCIP持ちとの組み合わせはマナがある限り誘発させられるため、CIP能力の内容によっては多大なアドバンテージを稼げ、後述のように無限ループを組むことさえできる。スタンダードに目を向けた場合、隣接するタルキール覇王譚ブロックの変異や予示で出した裏向きクリーチャーを表向きにするコストを踏み倒すこともできる。
対戦相手のクリーチャーに使う場合、最低でも擬似タッパーとして機能する。またトークンを消す、オーラや装備品を剥がす、+1/+1カウンターによる強化をリセットするなどの使い道もある。
このように広く応用が利く能力に加え、3/3と良好なマナレシオまで備えているが、自身が除去耐性を持たないことには注意が必要。
リミテッドではタッパーとしての働きに加えて、十分なマナがあればコンバット・トリックも無駄打ちさせることができるので、除去されなければ1体で勝負を決めてしまうエンドカード。ゲートウォッチの誓いの白にはアンコモン以下だけでも探検の猛禽/Expedition Raptor、反射魔道士/Reflector Mage、救援隊長/Relief Captain、復興の壁/Wall of Resurgenceといった187クリーチャーがいるため、これらを使い回すギミックも十分狙える。
モダンではCIP能力持ちとセットで白青エルドラージで採用される。 レガシーにおいても採用されることがある。白単エルドラージやDeath & Taxesなどであるが、特に後者のデッキではコロンドールのマンガラ/Mangara of Corondorとのコンボをクリーチャーの起動型能力で行えるという点がデッキ構造そのものと相性が良い。また、リアニメイトや実物提示教育/Show and Tellを始めとした強力なクリーチャー踏み倒し手段が豊富な環境であるため、それらのフィニッシャーを完封できるのも貴重。相手のクリーチャーをブリンク出来ることから、封じ込める僧侶/Containment Priest環境下では繰り返し使える3マナ追放除去という武器にもなる。
- 戦乱のゼンディカー・ブロックで唯一の白マナ・シンボルを持つ欠色カード。
- CIPで末裔トークンを3体出せる血統の観察者/Brood Monitorと組むと無限に血統の観察者を出し入れできる。あとはズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroatや前哨地の包囲/Outpost Siege(龍)があれば勝利。