拷問台/The Rack
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2016年11月27日 (日) 00:35時点における版
The Rack / 拷問台 (1)
アーティファクト
アーティファクト
拷問台が戦場に出るに際し、対戦相手を1人選ぶ。
選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、拷問台はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、3引くそのプレイヤーの手札の枚数である。
対戦相手の手札が少ないときにダメージを与えるアーティファクト。黒の万力/Black Viseと対をなす。
置くだけで2ターン目からダメージを与えられる相方の黒の万力と違い、こちらは制限カードに指定されたことはない。それでも1マナでこの能力は強烈。特に手札の消費が早いウィニー系のデッキはこの1枚によって大きく戦術を変更せざるを得なくなる。得意のノーガード戦法が耐え切れなくなるほど拷問台によるダメージは大きい。
手札を減らすほど意味があるという性質上、手札破壊との相性が非常に良い。マジック黎明期の惑乱の死霊/Hypnotic Specterやトーラックへの賛歌/Hymn to Tourach、精神錯乱/Mind Twistとのシナジーが強烈だった。→黒き拷問台
時のらせん再録時にも、タルモラックのキーカードとしてスタンダードでも活躍した。
- 手札が4枚以上であっても、ライフを回復したり、マイナスのダメージを与えたりすることはできない。
- その可愛らしい(?)イラストが有名。→ウェルカム・トゥ・ドミニア ドミニアへの招待2、レミィ・キルミスター、スタッフィー/Stuffy
- 第5版では「黒の万力とともに除外する。ミラージュに代替品を収録済」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
- 黒の万力ほどの影響はないと判断されたのか、調整された拷問の車輪/Wheel of Tortureを差し置いて時のらせんでタイムシフトカードとして再録。
関連カード
- 黒の万力/Black Vise - 4枚よりも多い手札の枚数分のダメージを与える、条件が対称的なダメージ・アーティファクト。
主な亜種
- 持たざる者の檻/Paupers' Cage - 手札が2枚以下の各対戦相手に2点の固定ダメージを与える。(ミラージュ)
- 拷問の車輪/Wheel of Torture - 拷問台の直系のリメイク。各対戦相手に影響がある代わりに3マナ。(ウルザズ・レガシー)
- 拷問機械人/Rackling - 拷問の車輪を内蔵したアーティファクト・クリーチャー。4マナ2/2。 (ネメシス)
- 溶岩生まれの詩神/Lavaborn Muse - 手札が2枚以下の各対戦相手に3点の固定ダメージを与えるクリーチャー。4マナ3/3。(レギオン)
- 鼠の短牙/Nezumi Shortfang - 反転カード。拷問台と同様の条件で、ダメージを与えるのではなくライフを失わせる。 (神河物語)
- 地獄火の雑種犬/Hellfire Mongrel - 手札が2枚以下の各対戦相手に2点の固定ダメージを与えるクリーチャー。3マナ2/2。(ゼンディカー)
- 虚石の探索/Quest for the Nihil Stone - エンチャント。探索カウンターが2個以上ある場合に限り、手札が0枚の各対戦相手に5点の固定ダメージを与える。(ワールドウェイク)
- 金切り声の苦悶/Shrieking Affliction - エンチャント。1枚以下の場合に3点のライフを失わせる。(ラヴニカへの回帰)