古き神々への拘束/Binding the Old Gods

提供：MTG Wiki

2021年2月10日 (水) 04:10時点における版

I－

直接的には見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseenの中マイナス能力。感触的には同名複数破壊は出来なくなったが大渦の脈動/Maelstrom Pulseそのもの。

4マナかつソーサリータイミングとはいえ後に付いてくるオマケを考えると決して重くはなく、手広く戦場を鎮めてくれる優秀な効果。このカードの本質となる。

II－

タップインの自然の知識/Nature's Lore。次のターンからになるが+1マナブーストされ、順に土地を置いていけた場合は追って7マナ呪文キャストまで見える。

森のみだが基本土地縛りは無いので、例によってスタンダードではトライオームなどが山札に残っている限りは特殊地形サーチに使われる。

III－

ターン終了時まで自軍に接死付与。

このカードを使うような腰を据えた対応型のデッキでは自ターン限定の攻撃的接死を活かすことはなかなか難しいため、ほぼ気休め。

むしろこれがある事で2ターン続いてくれる事が大きく、ブリンクやバウンスで再利用、生け贄にするなどで利用価値を高める事ができる。

非常に汎用的なI章に始まり、II章もあって損は無い効果で、概観は「1マナ増えてランプやブリンクなど様々な戦略へ接続できるようになった大渦の脈動/Maelstrom Pulse」といったもの。

相手によって腐る事はほとんど無く、構築・リミテッド共にアンコモンとは思えないバリューを持った1枚。

• カードイメージギャラリーやGathererでは日本語カード名が「古き神々への束縛」として紹介されてしまっている^[1]。

関連カード

サイクル

カルドハイムのアンコモンの英雄譚サイクル。2色の組み合わせそれぞれに1枚ずつ存在する。

• ニコ、運命に抗う/Niko Defies Destiny（白青）
• 傑士の隆盛/Ascent of the Worthy（白黒）
• 悪戯の神の強奪/The Trickster-God's Heist（青黒）
• 巨人たちの侵略/Invasion of the Giants（青赤）
• カルダールの悪しき復活/Kardur's Vicious Return（黒赤）
• 古き神々への拘束/Binding the Old Gods（黒緑）
• アーニ、トロールを制す/Arni Slays the Troll（赤緑）
• タイライト剣の鍛錬/Forging the Tyrite Sword（赤白）
• 騙し屋の崩落/Fall of the Impostor（緑白）
• 三つの季節/The Three Seasons（緑青）

参考

1. ↑ 『カルドハイム』カードイメージギャラリー(マジック米国公式サイト)

• カード個別評価：カルドハイム - アンコモン