飢餓ハイドラ/Hungering Hydra
提供:MTG Wiki
HarukaTomose (トーク | 投稿記録) (比較対象にされている変幻のハイドラ/草ハイドラとの違い明記。) |
HarukaTomose (トーク | 投稿記録) (変幻のハイドラの挙動に勘違いがあったので、事例から削除。) |
||
12行: | 12行: | ||
*変幻のハイドラと比べても、ブロック制限能力を得ただけでなく、[[+1/+1カウンター]]を取り除く工程を省いた事で、限定的に生じる除去耐性の低下(該当ページ参照)も解消している。ただし[[タフネス]]を上げる手段との相性はあちらが上。 | *変幻のハイドラと比べても、ブロック制限能力を得ただけでなく、[[+1/+1カウンター]]を取り除く工程を省いた事で、限定的に生じる除去耐性の低下(該当ページ参照)も解消している。ただし[[タフネス]]を上げる手段との相性はあちらが上。 | ||
**こちらは複数の+1/+1カウンターをまとめて[[置く]]のに対し、変幻のハイドラは取り除かれた+1/+1カウンターの数に応じて「2個の+1/+1カウンターを置く」[[イベント]]が複数発生する。このため[[倍増の季節/Doubling Season]]などと組み合わせた場合、結果に差が生じてくる。 | **こちらは複数の+1/+1カウンターをまとめて[[置く]]のに対し、変幻のハイドラは取り除かれた+1/+1カウンターの数に応じて「2個の+1/+1カウンターを置く」[[イベント]]が複数発生する。このため[[倍増の季節/Doubling Season]]などと組み合わせた場合、結果に差が生じてくる。 | ||
− | * | + | *草ハイドラと異なり、+1/+1カウンターが置かれる原因となったダメージ自体の置換は起きていないことに注意。例えばこれのうえに+1/+1カウンターが3個ある状態で[[ショック/Shock]]を撃ち込まれた場合、最終的に「+1/+1カウンターが5個あり、かつ2ダメージを受けている状態」になる(草ハイドラでは置換されるため、ダメージは残らない)。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[マナ・コストにXを含むカード一覧]] | *[[マナ・コストにXを含むカード一覧]] | ||
*[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[レア]] |
2021年9月27日 (月) 09:41時点における版
クリーチャー — ハイドラ(Hydra)
飢餓ハイドラは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
飢餓ハイドラは、2体以上のクリーチャーによってはブロックされない。
飢餓ハイドラにダメージが与えられるたび、その点数に等しい数の+1/+1カウンターをこれの上に置く。(カウンターを得るには、そのダメージを受けた後でこれが戦場に残っている必要がある。)
挙動がシンプルになった変幻のハイドラ/Protean Hydra。より草ハイドラ/Phytohydraに近くなり、忍び寄る虎/Stalking Tiger系統の一騎打ちか素通しかを選択させるブロック制限能力も得た。
この手のクリーチャーにありがちな「攻撃後も生き残らせたいが、相手クリーチャーの合計サイズを上回るだけのマナが捻出できず、複数ブロックで討ち取られる」という状況を克服しており、生還率の向上に成功している。必ず1対1で戦闘を行えるため、現状の最大パワーを上回るサイズを確保すればよく、大量のマナを注ぎ込まずに運用する事も現実的になった。チャンプブロックで凌がれたとしても、次からはより死亡しにくい脅威として成長していく。
リミテッドでは融通の利くマナ・コストのおかげで扱いやすい戦力。序盤に引いても終盤に引いても無駄になりにくいのはありがたい。僧帽地帯のドルイド/Druid of the Cowlなどを使ったランプ戦術とも相性がよい。疎外/Isolateで追放されるのは御愛嬌。
構築では、致死ダメージやダメージ以外への除去耐性のなさ、相手側の選択やデッキタイプに左右されがちな性質など、根本的な短所はそのままというのが気掛かりな点。スタンダード環境の緑には鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion、蔦草牝馬/Vine Mare、新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk、殺戮の暴君/Carnage Tyrantといった、高打点とコストパフォーマンスを両立したカードが各マナ域に揃っているため、採用にはいまひとつ物足りないか。致命的な一押し/Fatal Pushに引っかかるのも減点材料である。
- 数あるキヅタの精霊/Ivy Elementalの上位互換。キノコザウルス/Fungusaurや忍び寄る虎の上位互換でもある。
- 変幻のハイドラと比べても、ブロック制限能力を得ただけでなく、+1/+1カウンターを取り除く工程を省いた事で、限定的に生じる除去耐性の低下(該当ページ参照)も解消している。ただしタフネスを上げる手段との相性はあちらが上。
- こちらは複数の+1/+1カウンターをまとめて置くのに対し、変幻のハイドラは取り除かれた+1/+1カウンターの数に応じて「2個の+1/+1カウンターを置く」イベントが複数発生する。このため倍増の季節/Doubling Seasonなどと組み合わせた場合、結果に差が生じてくる。
- 草ハイドラと異なり、+1/+1カウンターが置かれる原因となったダメージ自体の置換は起きていないことに注意。例えばこれのうえに+1/+1カウンターが3個ある状態でショック/Shockを撃ち込まれた場合、最終的に「+1/+1カウンターが5個あり、かつ2ダメージを受けている状態」になる(草ハイドラでは置換されるため、ダメージは残らない)。