シェフのおすすめ/Chef's Kiss
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2021年11月5日 (金) 11:50時点における版
単一の対象を選んでいる呪文のコントロールを奪い、さらに同じ呪文をもう一品いただくインスタント。ただし対象はあなたやあなたのパーマネント以外から無作為に選ばれる。
対象が制限されている呪文であれば、ある程度効果を確定できる。例えば溶岩の斧/Lava Axeなら対戦相手かプレインズウォーカーに通り、両方対戦相手に通ってしまえば実質こちらは3マナで10点ダメージという破格の数値に。クリーチャー限定火力をコピーしている場合、対戦相手が1体しかクリーチャーをコントロールしていなければ両方とも確実にそれに叩き込まれる。不確定ながら爆発力の高い呪文。
自分の呪文をコピーすることもできるが、モダンであれば余韻/Reverberateの方が軽いし、新たな対象選択も自由に行える。やはり本領は対戦相手の呪文を逆用すること。どちらかというとサイドボード向けのカードといえる。
リミテッドでは悲劇的な落下/Tragic Fall、鉱山の崩壊/Mine Collapseなどの除去に対して使うのが基本だろう。不安定ではあるが、クリーチャー戦主軸の環境において最大2体を除去して1:3交換できるのは強烈。
ルール
- あなたのコントロールしている呪文を対象にシェフのおすすめを唱えてもよい。
- シェフのおすすめの対象とした呪文に、あなたやあなたがコントロールしているパーマネント以外の適正な対象がない場合、その呪文の対象は選び直すことなくそのままである。
- 例:神聖の力線/Leyline of Sanctityをコントロールしている対戦相手があなたに溶岩の撃ち込み/Lava Spikeを唱え、それに対しあなたがシェフのおすすめを唱えた。このとき、(戦場にプレインズウォーカーがいなければ)溶岩の撃ち込みの適正な対象はあなたしか存在しないため、溶岩の撃ち込みとそのコピーはそれぞれあなたに3点のダメージを与える。
- あなた以外のプレイヤーが唱えた「自分のコントロールしているパーマネント」しか対象に取れない呪文に対してシェフのおすすめを唱えた場合、その呪文とそのコピーは対象不適正になる。
- 例:対戦相手が対戦相手のクリーチャーを対象として蛇皮のヴェール/Snakeskin Veilを唱え、それに対してあなたがシェフのおすすめを唱えた。このとき、あなたはシェフのおすすめの効果により蛇皮のヴェールのコントロールを得るが、あなたのクリーチャーを蛇皮のヴェールの対象として選べないため、蛇皮のヴェールとそのコピーは対戦相手のクリーチャーを対象としたままになり、解決時に対象不適正となる。