青赤コントロール
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2008年7月6日 (日) 22:36時点における版
青のカウンター、ドローと赤の火力を組み合わせた、カウンターバーンと呼ばれるタイプが多い。
それ以外には青のカウンター、ドロー+赤の土地破壊の組み合わせや、青のバウンス+赤の土地破壊で土地を重点的に攻めるタイプも存在する。
ビートダウンに弱い青を補完する形で赤が足されることも多い。 そういった意味でも、対抗色でありながら非常にかみ合った色構成である為、昔から人気の高いデッキカラーである。
青白コントロールや青黒コントロールと比べると対抗色であるため、環境に強力なカードやマナ基盤を支えるカードが無いと作るのが難しい。
目次 |
ラヴニカ・ブロック期
第9版でシヴの浅瀬/Shivan Reefが再録され、対抗色という概念の存在しないラヴニカ・ブロックが登場したことにより日の目を見る。
インスタント
1つか2つのクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。電解は、それらに2点のダメージを望むように割り振って与える。
カードを1枚引く。
土地 — 島(Island) 山(Mountain)
((T):(青)か(赤)を加える)
蒸気孔が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかったなら、これはタップ状態で戦場に出る。
ペインランド・ショックランドとカウンターに差し戻し/Remand・火力に電解/Electrolyze・除去の紅蓮地獄/Pyroclasmといったあたりは必須投入とされるが、その他はデッキにより様々。
特にギルドパクトで青赤のギルド/Guild、イゼット団/The Izzetが登場したことにより、多種多彩なデッキタイプが生み出された。
- 土地破壊デッキ→アネックス・ワイルドファイア、マグニボア・ワイルドファイア
- タイム・デストラクション型→ハウリング・オウル
- 上記3つをハイブリッドしたもの→オウリング・ボア
- ウルザトロン系→服部半蔵トロン、イゼットロン
- 純正のカウンターバーンタイプ→カウンターミゼット
- 氷雪コントロール系→青赤氷雪コントロール
- ゼロックス型→ウィー=ゼロックス
など、様々なバリエーションが存在する。 これらを総称してイゼットコントロールと呼ぶ場合もある。
オンスロート・ブロック構築
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)(あなたがこれを唱えるに際し、土地1つを対象とする。このカードはその土地につけられた状態で戦場に出る。)
あなたはエンチャントされている土地をコントロールする。
当時はアストログライドや白コントロールなど重いカードを連発するコントロールデッキが主体の環境であったため、土地破壊はメタによく合致していた。
インベイジョン・ブロック期
インスタント
1つか2つのクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。火は、それらに2点のダメージを望むように割り振って与える。
Ice / 氷 (1)(青)インスタント
パーマネント1つを対象とし、それをタップする。
カードを1枚引く。
マナ基盤を安定させてくれる対抗色ペインランドのシヴの浅瀬/Shivan Reefと非常に優秀な火+氷/Fire+Iceの存在が大きい。
純粋なカウンターバーンをはじめ、黒を足したクローシスコントロールやトリコロールカラーのトレンチなど様々なデッキが生み出された。
ウルザ・ブロック構築
メタの中心にあるティンカーとストンピィへの対策から生まれたデッキ。
インスタント
呪文1つを対象とし、それをそれのコントローラーが(2)を支払わないかぎり、打ち消す。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
ソーサリー
1つか2つか3つのクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。弧状の稲妻は、それらに3点のダメージを望むように割り振って与える。
青のカウンターと赤のアーティファクト破壊によりティンカーに強く、 赤の火力(特に弧状の稲妻/Arc Lightning)によりストンピィに有利。
さらに、なだれ乗り/Avalanche Ridersなどの土地破壊により環境に満ちる強力な特殊地形(トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyやガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleなど)に対処できる。
同環境のティンカーとその発展形であるティンカーワイルドファイアもこのカラーパターンで組まれる。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーニューヨーク99 ベスト8(参考)
- 使用者:Nicolas Labarre
- フォーマット
テンペスト・ブロック期
カウンターバーンの一種、カウンターフェニックスが組まれた。
インスタント
バイバック ― カードを2枚捨てる。(あなたはこの呪文を唱えるに際し、他のコストに加えてカードを2枚捨ててもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
陶片のフェニックスを生け贄に捧げる:これはすべての飛行を持たないクリーチャーに2点のダメージを与える。
(赤)(赤)(赤):あなたの墓地にある陶片のフェニックスをあなたの手札に戻す。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
陶片のフェニックス/Shard Phoenixを禁止/Forbidのバイバックコストに使用する。 マナ基盤の安定性を高めてくれる反射池/Reflecting Poolの存在も大きい。
ミラージュ・ブロック期
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ボガーダンの鎚は、それに3点のダメージを与える。
(2)(赤)(赤)(赤):あなたの墓地にあるボガーダンの鎚をあなたの手札に戻す。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
何度でも使い回せるボガーダンの鎚/Hammer of Bogardanをフィニッシャーに用いている。
アイスエイジ・ブロック期
メタの中心にあるネクロへの対策からカウンターバーンが生まれた。
小型クリーチャーは赤の火力で除去、火力で焼けないファッティは支配魔法/Control Magicで奪い、キーカードは青のカウンターで対処する。