血痕鑑定/Blood Spatter Analysis
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2024年2月16日 (金) 14:20時点における版
エンチャント
血痕鑑定が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。これはそれに3点のダメージを与える。
1体以上のクリーチャーが死亡するたび、カード1枚を切削し、血痕鑑定の上に血痕(bloodstain)カウンター1個を置く。その後、これの上に5個以上の血痕カウンターがあるなら、これを生け贄に捧げる。そうしたとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。
戦場に出たとき対クリーチャー火力となるエンチャント。クリーチャー1体以上が死亡するたび血痕を採取し、十分なサンプルを得たら生け贄に捧げ墓地のクリーチャー・カードを回収できる。
基本のイメージとしては絞殺/Strangle+遅効性の死者再生/Raise Deadで、マナ・コストもその2つの合計と一致。最終的には実質0:1交換となり、カード・アドバンテージを稼げる。回収には時間差があり、条件を満たした場合は強制的に生け贄になる都合上、タイミングも自由に選べない代わり切削のオマケがついているため、墓地利用手段を多用するデッキに採用するのが無難だろう。血痕を採取するクリーチャーは対戦相手のものかあなた自身のものかを問わず、当然回収は出来ないがトークンであってもOK。除去や生け贄に捧げる手段と併用しておくとある程度タイミングを操作しやすい。
リミテッドでは火力も回収も優秀。やや色拘束が強いのは確かだが、クリーチャー同士の戦闘が軸となる性質もあって能力が無駄になる心配は薄い。クリーチャー以外は回収できないため、非クリーチャー・カードのボムレア級をピックしている場合は切削で落ちてしまう危険もあるが、デモコン理論に則ればサーチを併用しない限りはライブラリーの一番下に眠っていたのと同じことなので、他の回収手段をピック出来ていなかったとしてもディスアドバンテージに繋がる訳ではない。
- 生け贄に捧げるのはクリーチャーが死亡したことによる誘発型能力の解決時に血痕カウンターが5つ以上ある場合である。増殖などで血痕カウンターが5つ以上になっても、血痕鑑定が即座に生け贄に捧げられることはない。
- 「そうしたとき」以降は再帰誘発型能力である。プレイヤーは血痕鑑定が生け贄に捧げられた後、対象の墓地のカードを知ってから対応することができる。