波止場の料理人/Dockside Chef
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2024年4月10日 (水) 13:51時点における版
Dockside Chef / 波止場の料理人 (黒)
クリーチャー エンチャント — 人間(Human) 市民(Citizen)
クリーチャー エンチャント — 人間(Human) 市民(Citizen)
(1)(黒),アーティファクトやクリーチャーのうち1つを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。
1/2クリーチャーやアーティファクトを生け贄に捧げてドローに変える人間・市民のクリーチャー・エンチャント。
サクリファイス戦術向けのシステムクリーチャーであり、登場時のスタンダード構築では似たような役割を持つクリーチャーとしてスカルポートの商人/Skullport Merchantが存在する。比較すると、宝物トークンの生成を考慮しても軽く、テンポを失わずにサクり台を準備できる点、自身や宝物でないアーティファクトも生け贄にできるのでサクリ台としての対応幅が広い点、クリーチャー・エンチャントであるのでエンチャントシナジーを受けられる点が強み。一方でタフネスが同時期の環境での火力の基準点を下回るため除去耐性では劣り、また宝物とシナジーを狙う場合もあちらの方が有利。噛み合う範囲が少々異なるので同時採用するよりも、自分のデッキに合う方を採用するとよいだろう。
リミテッドでは、序盤はパワー1の小型クリーチャーを抑えつつ、中盤以降は不要になったクリーチャーやアーティファクトを別のカードに変えていける。自身も生け贄にできるため、一度戦場を介する必要はあるが3マナのサイクリングのように扱えるのも便利。
- 食物絡みではないが、名前やイラストから、クリーチャーやアーティファクトを料理しているものと思われる。
- 能力の仕様上は料理人自身も生け贄に捧げて「料理する」こともできる。神河次元の市民にしては物騒だが、ある意味「マジックらしい」ブラックユーモアと言えなくもない。
- 元ネタはSF映画の傑作『ブレードランナー』に登場する日本人の屋台店主か。