闇の腹心/Dark Confidant
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2008年11月7日 (金) 04:09時点における版
機能的にはファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaによく似ている。こちらはマナ・コストが1マナ少ない分、ライフロスの量が不安定になっている。
2マナでパワー2のクリーチャーなので、スーサイドブラックなどウィニーの息切れ防止に良い。ウィニーならデッキのカードの平均マナ・コストも低く、ライフロスの期待値を抑えることもできる。
また、ライブラリーのトップが土地ならばライフを失うことなくカードを入手できるので、ライブラリー操作カードとの相性がよい。師範の占い独楽/Sensei's Divining Topあたりが相方として適任か。師範の占い独楽なら、ライブラリーの上から3枚以内に土地がなかったとしても、独楽をライブラリーの一番上に戻すことでライフの損失を1点に抑えられる。
ただし、実際にはデッキ構成自体をこのクリーチャーに合わせる場合が多いので、独楽とのコンボに頼るような用いられ方はほとんどされず、相殺/Counterbalanceや占術の岩床/Scrying Sheetsと3枚セットとして投入されることが多い。→ストラクチャー・アンド・フォース、ヤソコン
エクステンデッドのDarkCAL、スタンダードの8ヒッピーやスノウ・ストンピィ・呪師コントロール、エターナルのIntuition Tendrilsなどを中心に、かなりの活躍を見せている。またエターナルでは「Confidant ○○」という名称のデッキが横行(→Confidant Tendrils)。このカードをアドバンテージの中心に据えたウィニーや、スタックス等のコントロール、コンボデッキにこのカードを詰め込んだものを指す。
その活躍っぷりは「土地がめくれたら宇宙ですよ」という流行語を生むほど。
ただし、あくまでもタフネスが1のクリーチャーであるため、除去されやすい。強さが知れ渡った今では、ほとんどの場合、序盤に出すとアップキープを迎えるまでもなく除去されてしまう。
- ディセンションで再登場した分割カードとは相性が悪い。それぞれの点数で見たマナ・コスト分ずつ参照されるので、結果的に両方の合計コスト分ライフを失ってしまう。
- それでも隆盛+下落/Rise+Fallは比較的一緒に入っている場合がある。
- 無論陰謀団の呪い/Curse of the Cabalなんかを一緒に入れるのはおすすめしない。10ライフを失うのはいくらなんでも痛すぎる。
- だが、これと大いなるガルガドン/Greater Gargadonを4枚ずつ投入したデッキがアメリカ選手権07でトップ8入りしてしまった。このカードのポテンシャルを伺わせる結果である。→ラクドス・アグロ
ルーリング(ドロー忘れ)
- 2007年改正前のルールでは公開せずに手札に加えた場合、ジャッジが手札の中で最もマナ・コストの大きいカードを1枚公開しその点数のライフを失っていた。
- 現在は闇の腹心の能力を忘れた場合、(ほかに考えるべき状況がなければ)それはドローステップのドローと考えることができる。忘れてしまった能力はターンサイクル内で気づいたときにスタックに置かれる。その上でドローステップのドローをしてしまった場合過剰なカードを引いたものとする。
- 腹心が既に除去されているのを忘れて、ついライブラリーをめくってしまうというミスにも気をつけたい。アップキープ・ステップは落ち着いてプレイするようにしたい。
- これと似たような現象は師範の占い独楽/Sensei's Divining Topの使用者にも多く見られる(いわゆる「空独楽」。詳しくは師範の占い独楽/Sensei's Divining Topの個別評価を参照)。
- ライブラリーの上に何らかのマーカーを置くことが許されているので、心配なら目印を置いておこう。
インビテーショナルカード
このカードはインビテーショナル04優勝者、Bob Maherによってデザインされたインビテーショナルカードである。そのため、愛称として「ボブ」の名前で呼ばれている。
Bob Maherの最初のデザイン案は以下のような感じであった。
非公式/非実在カード
Asp's Grasp (緑)ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは毒カウンターを9個得る。
毒カウンターは当時お払い箱扱いだったし、それでなくても1ターンキルの確率が非常に高いため当然却下。もちろんこれは、自分が優勝するとは思っていなかったため、適当に作って提出しただけであった。