歴伝
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**[[等時の王笏/Isochron Scepter]]のような能力はコピーを「唱える」ので、歴伝の影響下では意味を持たなくなる(コピーはできるが、それを唱えられない)。 | **[[等時の王笏/Isochron Scepter]]のような能力はコピーを「唱える」ので、歴伝の影響下では意味を持たなくなる(コピーはできるが、それを唱えられない)。 | ||
− | *コピーする時点でコピー元の歴伝呪文は存在していないが、[[最後の情報]]を参照してコピーする。そのため、何らかの理由でコピー元の歴伝呪文の[[コピー可能な値]] | + | *コピーする時点でコピー元の歴伝呪文は存在していないが、[[最後の情報]]を参照してコピーする。そのため、何らかの理由でコピー元の歴伝呪文の[[コピー可能な値]]に変化が生じていた場合、それは歴伝によるコピーにも継承される。 |
− | * | + | *歴伝のコピーの対象を選びなおさないことも適正である。その場合、唱えた時と同じ対象を取り、それが不適正なら打ち消される。 |
===その他=== | ===その他=== |
2010年8月3日 (火) 16:38時点における版
歴伝/Epic | |
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種別 | 呪文能力 遅延誘発型能力 |
登場セット | 神河救済 |
CR | CR:702.50 |
歴伝/Epicは神河救済で登場したキーワード能力。2つの呪文能力から成り、一方は遅延誘発型能力を生成する。
Enduring Ideal / 不朽の理想 (5)(白)(白)
ソーサリー
ソーサリー
あなたのライブラリーからエンチャント・カードを1枚探し、そのカードを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
歴伝(ゲームの残りの間、あなたは呪文を唱えられない。あなたの各アップキープの開始時に、その歴伝能力を除き、この呪文をコピーする。)
定義
歴伝/Epicは以下の2つの能力からなる。
- 残りのゲームの間、あなたは呪文を唱えられない。(呪文能力)
- あなたの各アップキープの開始時に、この呪文を歴伝能力を除いてコピーする。その呪文が対象をとる場合、あなたはその呪文の新しい対象を選んでもよい。(呪文能力による遅延誘発型能力)
解説
ゲームの終了まで呪文を唱えることを禁じることと引き換えに、アップキープごとにその歴伝呪文のコピーが発生する。
神河ブロックのテーマである「伝説」から「伝説の呪文(インスタントまたはソーサリー)」を表現した能力である。
ルール
- この能力によりコピーされた呪文は歴伝能力を持たない。これは、コピーの数が毎ターン増えていくことを避けるためである。
- 歴伝を持つ呪文を複数唱えたり(ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orreryなどで可能)、歴伝を持つ状態の呪文をコピーすれば、アップキープの開始時にそれぞれが誘発する。
- 歴伝能力によるコピーも呪文であるため、打ち消すことができる。ただし、このコピーを打ち消したとしても、次のアップキープ以降再びコピーが作られる。
- 能力の起動は禁止されない。
- 沈黙の預見者、ウヨウ/Uyo, Silent Prophetによってコピーすることもできる(直接コピーをスタックに載せるため)。
- 等時の王笏/Isochron Scepterのような能力はコピーを「唱える」ので、歴伝の影響下では意味を持たなくなる(コピーはできるが、それを唱えられない)。
- コピーする時点でコピー元の歴伝呪文は存在していないが、最後の情報を参照してコピーする。そのため、何らかの理由でコピー元の歴伝呪文のコピー可能な値に変化が生じていた場合、それは歴伝によるコピーにも継承される。
- 歴伝のコピーの対象を選びなおさないことも適正である。その場合、唱えた時と同じ対象を取り、それが不適正なら打ち消される。
その他
- 歴伝が考案される前は、待機を「伝説の呪文」にする予定であった(Time Spiral Q&A参照)。
歴伝カード一覧
神河救済の歴伝呪文サイクル。全てソーサリーで、いずれのカード名も「永劫」に類する意味の語を含む。
- 不朽の理想/Enduring Ideal
- 永遠の統制/Eternal Dominion
- 無限の苦悩/Neverending Torment
- 不死の炎/Undying Flames
- 終わりなき大群/Endless Swarm
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.47 連繋/Splice
- 702.47a 連繋は、カードがあなたの 手札にある間に機能する常在型能力である。「連繋([性質]) [[[コスト]]]/Splice onto [quality] [cost]」は「あなたが[性質]の呪文を唱えるに際し、あなたは手札にあるこのカードを公開してもよい。そうしたなら、その呪文はこのカードのルール・テキストにある文章を得、あなたはその呪文の追加コストとして[[[コスト]]]を支払う。」を意味する。連繋 コストの支払いに関するルールは、rule 601.2b および rule 601.2f-h の追加コストの支払いに関するルールに従う。
- 702.47b そのカードのルール・テキストで必要な選択(対象など)を行えない場合、連繋 能力を使うことを選ぶことはできない。同一の呪文に複数回、同じカードを連繋することはできない。複数のカードを連繋したい場合、それら全てを同時に公開し、どの順番で効果が生じるかを宣言する。元の呪文の効果を最初に生じさせること。
- 702.47c 呪文はメインの呪文の特性を持ち、さらに連繋した各カードのルール・テキストを持つ。これは文章変更効果である(rule 612〔文章変更効果〕参照)。呪文は連繋したカードの他の特性(名前、マナ・コスト、色、特殊タイプ、カード・タイプ、サブタイプなど)を得ない。得た文章中で、名前によってカードを示している部分は、そのコピー元のカードではなく、スタックにある呪文のことを指す。
- 702.47d 追加された文章の対象は通常通り選択する(rule 601.2c 参照)。1つ以上の対象を持つ呪文の対象が解決時にすべて不正になった場合、呪文が解決されないことに注意。
- 702.47e 呪文は、理由を問わず、スタックを離れた時点で、連繋による変更を失う。
- 702.47 連繋/Splice
- 702 キーワード能力