清浄の名誉/Honor of the Pure
提供:MTG Wiki
帰ってきた十字軍/Crusade。十字軍より色拘束が薄くなった上、修整もあなたのコントロールするクリーチャーだけになり、2つの点で上回る上位互換である。
第10版まで収録されていた栄光の頌歌/Glorious Anthemと入れ替わりで、新たに基本セット2010で登場した全体強化カード。マナ・コストが軽いということはウィニーにとっては非常に重要なことであり、紅蓮地獄/Pyroclasmなどの全体火力で先手を取られづらくなる。
栄光の頌歌と比べると、修整を受けるのが白のクリーチャー限定であることはまったく無視できることではない。多色のウィニーで使う場合はもちろん、白単色であってもアーティファクト・クリーチャーや変わり谷/Mutavault、墨蛾の生息地/Inkmoth Nexusといった無色の戦力が強化されない点はデメリットである。もっとも、デッキ構築段階で意識しておけば問題になりづらい欠点であるし、たとえ一部が漏れても他の大部分が強化できれば十分と割り切って使われることも少なくはない。
十字軍同様に、白ウィニーには、抜群に相性の良い重要カードとして頻繁に採用される。ローウィン・ブロック期のキスキン・ウィニー、イニストラード・ブロック期の人間ウィニーなどで期待を裏切らない活躍を見せている。