くぐつの妖術師/Puppet Conjurer
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青マナとタップだけでホムンクルス・トークンを生成するアーティファクト・クリーチャー。
問題はそのトークンをアップキープ毎に生け贄に捧げなければならないこと。トークンを生成できる速度から考えても、単体ではこのトークンを戦場にどんどん増やしていくことはできない。
トークンのサイズは0/1と貧弱だが、取り敢えず出しておいてチャンプブロックに使ってもよいし、コストに生け贄を要するカードのサポートとして使ってもよい。ヘドロの徘徊者/Sludge Striderの種にもなる。アンクスの大悪魔/Archdemon of Unxがいれば実質(青)とタップで2/2のトークンを作る能力に早変わり。
- 永劫の中軸/Eon Hub等でアップキープそのものを飛ばしてしまえばペナルティ能力を帳消しにできる。
- 実際には滅多に無いが、自身で出したホムンクルス以外でも生け贄に捧げなければならないので注意。隣接するローウィン=シャドウムーア・ブロックの多相持ちと併用する際には注意が必要。
- 他のこの手のトークン量産カードと違い、アップキープに生け贄に捧げられないことによるペナルティはない。
- ホムンクルスを生成しては生け贄に捧げるという能力は、後のイニストラードで登場した縫い師の見習い/Stitcher's Apprenticeに通ずるものがある。
ストーリー
くぐつの妖術師/Puppet Conjurerは、エスパー/Esperの人間/Human(イラスト)。くぐつの妖術師によって作られたホムンクルスは、事務員(clerk)や書記(scribe)、時には持ち主の威厳の証として、エスパー社会で重要な役割を果たしている。(→Card of the Day - November, 2008参照)
フレイバー・テキストによると、自身が作り出した不完全なホムンクルスを叩き潰してスクラップにし、エーテリウム/Etheriumを回収して新たなホムンクルスを作り出すことを繰り返しているようである。
彼は自身の不完全な創造物をねめつけ、叩き潰して鉄くずにする。 彼はそこからエーテリウムを抜き出し、話は始めに戻る。
参考
- Single Card Strategy: Puppet Conjurer (WotC、2008年10月27日、文:Chris Millar、英語)
- カード個別評価:アラーラの断片 - アンコモン