ソンバーワルドの雄鹿/Somberwald Stag

提供：MTG Wiki

戦場に出たときに格闘が行えるクリーチャー。

CIP能力で対クリーチャーに4点ダメージというと、かつての火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuを彷彿とさせる。マナ・コストは重くなり、タフネスが1増えたとはいえ格闘になったことで相打ちに終わってしまう可能性がある。しかし自滅の心配が無く、ダメージがパワー依存になったことで能力解決前に強化できれば4点以上のダメージを与えることも可能になっている。逆にマイナス修整には弱くなっている。

これ1枚で1～2枚の交換が狙えるのでカード・アドバンテージは稼ぎやすい。自分から墓地に落ちるので昂揚の種にもなる。

リミテッドでは緑にとって貴重な除去カード。クリーチャー・カードのスロットで除去を賄えるので便利な１枚。ダブルシンボルであることに目を瞑れば優秀といえる。収穫の印章/Crop Sigilや過去との取り組み/Grapple with the Past等で使いまわせると強力。

• 格闘を行うかどうかは任意。一方的に負けそうなら格闘しないことを選んでもよい。
• シンプルで緑らしいカードだが、緑単色で余計な能力や条件を持たないものはこれが初登場。多色を含むと瘡蓋族の巨人/Scab-Clan Giantが先輩にあたる。

参考

• ソンバーワルド/Somberwald（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：異界月 - アンコモン