怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged
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伝説のクリーチャー — サイクロプス(Cyclops)
トランプル
怒れる腹音鳴らしがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを公開する。これにより公開された土地カードをすべてあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。
土地カードを1枚捨てる:クリーチャー1体かプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。怒れる腹音鳴らしはそれに3点のダメージを与える。
小型の根囲い/Mulch風のサボタージュ能力と、強化版突撃の地鳴り/Seismic Assaultを内蔵する大型クリーチャー。
グルール・ビートに採用するには重すぎた感のある腹音鳴らし/Borborygmosよりさらに1マナ重くなったが、攻撃がそのまま通れば7点、さらに公開されたカードがすべて土地ならそれを捨てて9点と、凶悪な爆発力を秘めている。攻め切れないまま勝負が長引いてしまい、土地が手札でダブついてきてしまった場面で登場すれば、まさにフィニッシャーとなるカード。ステロイド系ミッドレンジ型デッキにはお守りとして入れておいてもいいかもしれない。
また、リアニメイトなどで戦場に出せる突撃の地鳴りとして使うこともできる。これを早いターンにリアニメイトし、土地カードを7枚捨てて勝利するコンボデッキも開発され得る。手札を稼ぐ手段としては、グリセルブランド/Griselbrandとの組み合わせが比較的実用的であり、モダンのグリセルシュートやウーズ・サバイバルではこの目的で採用される。
- モミール・ベーシックではデッキがすべて基本土地で構成されるため、戦闘ダメージが通りさえすれば確実に3枚基本土地を入手可能。ただ、出るころには大抵双方がクリーチャーを展開しているので、そのダメージを通すのが大変なのだが。
関連カード
サイクル
ラヴニカへの回帰ブロックの各ギルド/Guildの指導者のサイクル。いずれも伝説のクリーチャーであり、マナ・コストに対応した色マナをそれぞれ2つずつ含む。
- 至高の審判者、イスペリア/Isperia, Supreme Judge (アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- 竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius (イゼット団/The Izzet)
- 暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots (ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord (ゴルガリ団/The Golgari)
- セレズニアの声、トロスターニ/Trostani, Selesnya's Voice (セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- 幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council (オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- ディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind (ディミーア家/House Dimir)
- 怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged (グルール一族/The Gruul Clans)
- 戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader (ボロス軍/Boros Legion)
- 首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana (シミック連合/The Simic Combine)
ストーリー
炎樹族/Burning Tree clanの族長である巨大なサイクロプス。男性。(イラスト)
ラヴニカ・ブロックから引き続きグルール最強の族長の座を守っているが、その強さにも老いの影が見え始めている。
参考
- 金のように(Making Magic 2018年9月4日)
- グルール一族/The Gruul Clans(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:ギルド門侵犯 - 神話レア