むら気な長剣歯/Wayward Swordtooth
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クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
昇殿(あなたがパーマネントを10個以上コントロールしているなら、このゲームの間、あなたは都市の承認を得る。)
あなたの各ターンに、あなたは追加の土地を1つプレイしてもよい。
あなたが都市の承認を持っていないかぎり、むら気な長剣歯では攻撃したりブロックしたりできない。
土地のプレイ回数を増やし、3マナ5/5という恵まれたマナレシオを持つが、都市の承認を持っていないと戦闘に参加してくれない、とてもむら気な恐竜。
ランプ戦略を補助し、盤面が整えば自身も戦闘に参加という一人二役をこなせる。そのままでは無駄に重い踏査/Explorationに過ぎないので、素早く昇殿を達成したいところ。自身の能力で土地を並べやすくなり、そこから生み出したマナからパーマネント呪文をプレイしやすくなるので、手なりに進めればわりとすんなり都市の承認を獲得できるだろう。手札に土地がなければ全く意味がないので、探検持ちなどを駆使してライブラリーを掘り進めていきたい。
かつての狼の試作機/Lupine Prototypeのように、その恵まれたサイズを活かして機体の搭乗役にしてしまうのも手。キランの真意号/Heart of Kiranとはマナカーブ的にも噛み合い、征服者のガレオン船/Conqueror's Galleonを単独で運転できるのは目を見張るものがある。原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hungerのマナ・コストを大きく軽減できる点も魅力で、キランの真意号から繋げばたった3マナでガルタを唱えることができる。
クリーチャーを素早く並べてビートダウンする恐竜デッキと相性はいいが、これ自身の動き出しが遅いのでデッキ傾向によっては最初から戦闘に参加できる3マナクリーチャーを選んだ方がいいこともある。また戦闘に参加できるようになっても実質バニラであり、回避能力もないので単独でフィニッシャーを務めるのは難しいところ。
リミテッドでは4ターン目に5-6マナ域にジャンプアップし、重量級のカードを叩きつけるだけでも結構強い。昇殿メカニズムのために睨み合いに陥りやすい環境なので、これ自身が戦闘に参加することも難しくないだろう。恐竜を主軸にしていなくても採用に値する。