攻撃的なマンモス/Aggressive Mammoth
提供:MTG Wiki
クリーチャー — 象(Elephant)
トランプル(攻撃しているこのクリーチャーは余剰の戦闘ダメージをこれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
あなたがコントロールしている他のクリーチャーはトランプルを持つ。
緑の十八番、トランプルを持つ巨大クリーチャー。さらに怒りの発散/Primal Rageを内蔵し、自軍全体をトランプラーへと変える能力を持つ、その名の通り非常にアグレッシブ(攻撃的)な象。
色拘束はトリプルシンボルと厳しめだが6マナという現実的なマナ・コストに対し、速やかにゲームを終わらせるのに十分なサイズと突破力、即座に効果を発揮する全体能力を備えている。この手のファッティにつきものである除去耐性が無い点がフィニッシャーとしては今一歩のところだが、対抗札が無ければ極めて脅威となる。特に、ギガントサウルス/Gigantosaurusから続けて出して突破力を持たせる動きが単純ながら強烈。いわゆる入門者向けのウェルカム・デッキとプレインズウォーカーデッキに収録される限定カードという出自を持ちながら、過去のものと比べるとポテンシャルは高め。
入門者の足がかりとして悪くないものの、単に巨大なだけでは簡単に除去呪文で凌がれてしまうことを、多色デッキに組み込んだときには色拘束の厳しさを、それぞれ学ぶ材料にもなる。軽くて信頼できるクリーチャーに入れ替えてもよいし、マナ・クリーチャーを足してこれを素早く叩きつける方向に舵を切ってもよい。デッキ強化の方向性を考える切っ掛けとなる1枚と言えよう。
統率者戦では、条件こそあれど全体強化を兼ね備えた雷足のベイロス/Thunderfoot Balothが既に存在しており、比較するとやや物足りなく感じる。2枚目以降の全体トランプル付与が求められるなら選択肢に入るだろうか。
関連カード
サイクル
基本セット2019の、プレインズウォーカーデッキとウェルカム・デッキにのみ収録されているレアのクリーチャーのサイクル。シヴ山のドラゴン/Shivan Dragonのみ再録。基本セット2020でも同様の仕様で収録されている。
- セラの守護者/Serra's Guardian
- 謎かけ達人スフィンクス/Riddlemaster Sphinx
- 墓起こし/Gravewaker
- シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon
- 攻撃的なマンモス/Aggressive Mammoth