魔性の教示者/Diabolic Tutor
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オデッセイで初出以来基本セットの常連を務める、最も標準的なサーチカード。マジック初のサーチカード、悪魔の教示者/Demonic Tutorの修正版である。
悪魔の教示者に比べてマナ・コストは2倍になったものの、状況に応じて必要なカードを持って来ることができる点はやはり優秀。黒の濃いコントロールデッキやコンボデッキではよく使われており、オデッセイ・ブロック期の黒コントロールでは黒マナが大量に出せるため3~4枚積まれることも珍しくなかった。
しかし、基本セットの常連となって以降、有力な黒の濃いコントロールデッキがあまり存在しない、たとえあったとしてもオデッセイ・ブロック期のように大量にマナを出すことができない等の影響のせいか、トーナメントで見かけることは少なくなった。
リミテッドにおいて、その高い柔軟性は魅力的。構築ほど重さが気になることも少なく、色が合っているなら採用して損はない。
2004年9月20日よりプリズマティックで禁止カードに指定されていたが、2008年12月20日より禁止解除。
- 陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minionのイラストは、元々このカード用に描かれたものだった[1]。
- カラデシュのイラストはチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarを唆すリリアナ・ヴェス/Liliana Vessを描いたものだが、第10版以降のイラストへのオマージュとなっている。
- 悪魔の談合/Demonic Collusionを始め、マイナーチェンジ版がたびたび登場していたが、イクサランの相克にて初の上位互換である首謀者の収得/Mastermind's Acquisitionが登場した。
参考
- ↑ "What If?" with Odyssey art(Arcana 2002年1月11日)