炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan

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Chandra, Fire Artisan / 炎の職工、チャンドラ (2)(赤)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — チャンドラ(Chandra)

炎の職工、チャンドラの上から忠誠(loyalty)カウンターが1個以上取り除かれるたび、対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれにその個数に等しい点数のダメージを与える。
[+1]:あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。このターン、あなたはそれをプレイしてもよい。
[-7]:あなたのライブラリーの一番上のカードを7枚追放する。このターン、あなたはそれらをプレイしてもよい。

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灯争大戦で登場したチャンドラ誘発型能力は取り除かれた自身の忠誠カウンターに応じた本体火力忠誠度能力は2つとも衝動的ドロー

誘発型能力
忠誠度能力起動コストで取り除く分はもちろん、ダメージで取り除かれるのにも反応してダメージ与える。そのため、チャンドラをダメージ破壊しようとすると、少なくとも4~5点が跳ね返ってくることになる。
除去に対する牽制となり、だからと言って放置していると忠誠カウンター=潜在的なダメージは蓄積していき、ひとたび戦場に出た時点で遅効性のダメージ源となる。
無論、追放や直接の破壊、バウンスなどの手段で除去されるのには弱い。
+1能力
1枚だけの衝動的ドロー。
カード・アドバンテージが稼げる類の能力だが、特に追加効果もなく、こういった能力の中では若干見劣りする。
-7能力
7枚もの衝動的ドロー。
もっとも、7枚をそのターン中に使い切ることはほぼ不可能なので、得られるカード・アドバンテージは見た目ほどではなく、奥義にしては物足りない。
この能力の要は「忠誠カウンターを取り除く」こと自体にあり、使うと自動的に7点の本体火力がついてくる。そのため、他多数のチャンドラの奥義のようにフィニッシャーとしての性質も備えている。

手札を補いながら間接的にライフも詰められるという優れた性質を持つカードだが、放置された場合の働きがやや悠長だったり、除去手段によっては無力になりやすかったりと弱点も少なくない。シナジーに気を使う必要はあまりないのでリミテッドではを含むなら積極的に投入できるが、灯の収穫/Spark Harvest灯の燼滅/Despark牢獄領域/Prison Realmアンコモン以下の対処法も少なくはない。

ルール

誘発型能力
  • この能力は、チャンドラにダメージが与えられて忠誠カウンターが取り除かれることでも、忠誠度能力の起動コストで取り除かれることでも、裏切りの対価/Price of Betrayalなどの効果によって取り除かれることでも誘発する。
  • 灯の収穫などによってチャンドラが単に戦場を離れることでは、この能力は誘発しない。
  • チャンドラの上からすべての忠誠カウンターが取り除かれたなら、それは墓地に置かれるが、この能力は誘発する。
  • 複数のクリーチャーがチャンドラに攻撃した場合、それらは同時に戦闘ダメージを与えるので、この能力は1度だけ誘発する。
+1能力と-7能力

開発秘話

チャンドラのカードは元々、従来通りの火力の忠誠度能力を持っていたが、後に衝動的ドローの忠誠度能力と、ダメージを与える誘発型能力を持つよう変更された。これは彼女がヤヤ/Jayaの指導を受けて紅蓮術をより巧妙に使えるようになったことを表しており、また同じ紅蓮術師であるヤヤのカード(敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemage)と差別化することにも貢献している[1]

関連カード

ストーリー

詳細はチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)を参照。

脚注

  1. 1.0 1.1 War Games/大戦のゲーム(Making Magic 2019年4月22日 Mark Rosewater著)

参考

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