フェアリー
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フェアリー/Faerieは、クリーチャー・タイプの1つ。羽を持つ小型の妖精。
クリーチャー — フェアリー(Faerie)
飛行
フェアリーの大群が戦場に出たとき、土地を最大2つまでアンタップする。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
同族 エンチャント — フェアリー(Faerie)
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失い、飛行を持つ黒の1/1のフェアリー(Faerie)・ならず者(Rogue)クリーチャー・トークンを1体生成する。
初出はリミテッド・エディションのスクリブ・スプライト/Scryb Sprites。ミラージュ以降各ブロックに必ず1枚は収録されていたが、インベイジョンを最後に長い間存在が確認されていなかった。ラヴニカ:ギルドの都で久々に新種が登場。ローウィン・ブロックにて主要部族の1つとして取り上げられた結果、強力なカードが多数登場し部族デッキがメタゲームの中心に躍り出るなど一躍有名になった。クリーチャー・タイプ大再編ではPixie QueenやFaerie Nobleもフェアリーに統合された。
初期は森の妖精というイメージから緑のクリーチャーだったが、小型の飛行クリーチャーは緑の色の役割にそぐわないとしてホームランドから青いフェアリーが登場し徐々に青のクリーチャーとなった。ローウィン・シャドウムーア・ブロックで青と黒に割当てられて以降、主に同色のクリーチャーとして登場している。エルドレインの王権では白単色のフェアリーが初登場した。
初期のカードを除き、飛行を持つ小型クリーチャーとして定着している。サイズが小さい代わりに有用な能力を持っている場合が多い。ローウィン・ブロックにおいては、部族の特徴として瞬速が割り当てられている。いたずら好きな小妖精というフレイバーを反映してか、職業としてはならず者が最も多く、次いでウィザードとなっている。
部族カードは、ロードのFaerie Nobleやウーナの末裔/Scion of Oona、フェアリー・カードを直接戦場に出せるWillow Priestess、フェアリーを参照する打ち消し能力を持つ呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite、部族を参照する土地である人里離れた谷間/Secluded Glenなどがある。
フェアリー・クリーチャー・トークンを生成するカードは狩り立てられたトロール/Hunted Troll、雲撒き/Cloudseederや苦花/Bitterblossomなど複数存在する。色やタイプの違いはあれど、すべて飛行を持つ1/1のものを生成する。(→トークン一覧)
伝説のフェアリーはエルドレインの王権現在、6体存在する(「伝説の(Legendary)・フェアリー(Faerie)」でWHISPER検索)。
- フェアリーに変化するカードはフェアリーの集会場/Faerie Conclaveがある。
- トーナメントではフェアリー・ストンピィのシー・スプライト/Sea Sprite等、軽量の飛行要員として使われることがある。また、フェアリーの大群/Cloud of Faeriesのように、コンボパーツとして採用されるものもいる。ローウィン以降登場したフェアリーデッキは、苦花/Bitterblossomなどの強力カードの存在により、スタンダードで大流行したほかエクステンデッドやレガシーでも活躍している。
ストーリー
妖精という言葉から来る一般的なイメージと同じく、昆虫の羽根を持つ小型の人型種族である。青や黄色など人間では有り得ない肌の色を持つものもいる。
- Faerieは古語であり、Fairyとほぼ同義。わざわざこちらを使っているのはFairyが差別的俗語として使われることがあるからかもしれない。
- 同じく同義のFaeも使われている。カード名では、ローウィンでは「妖精」、エルドレインでは「フェイ」と訳されている。
- ローウィン/Lorwyn
- ローウィンのフェアリーは、脚も昆虫を思わせるフォルムをしている(イラスト)。フェアリーが最も繁栄しているのはローウィンの次元であり、その世界のフェアリーはウーナ/Oonaの子である。ローフィンのフェアリーは夢を収穫してはウーナへと運んでいる。彼らはその世界で大オーロラ/Great Auroraに影響されない唯一の種族となっている。