貴族の教主/Noble Hierarch
提供:MTG Wiki
Noble Hierarch / 貴族の教主 (緑)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
(T):(緑)か(白)か(青)を加える。
緑、白、青の3色が出せるため、バントカラーデッキのマナ加速、マナ基盤の安定に大いに役立つ。さらに賛美によってクリーチャーを強化できるため戦闘にも貢献する。 能力を起動すると戦闘に貢献できないマナ・クリーチャーの弱点をある程度カバーすることが可能な非常に強力な能力の組み合わせといえる。マナ・クリーチャーをチャンプブロックに廻す事は稀なのでパワー0も意外と気にならない。
同じ緑1マナの極楽鳥/Birds of Paradiseやラノワールのエルフ/Llanowar Elvesと比較すると、三者三様の強みがある。出せる色の幅広さが求められる場合は極楽鳥、エルフの部族シナジーとパワー1の戦闘能力を持つことを重視する場合はラノワールのエルフが有用。貴族の教主は、マナ能力と戦闘補助のどちらも活かせる多色ビートダウンやクロック・パーミッションなどが向いている。
バントアグロに代表されるバントカラーのデッキはもちろんだが、3色すべてを含まなくても賛美によるサポートも優秀なため、緑を含む様々なデッキに採用される。スタンダードからエクステンデッド、さらにモダンやエターナルでも通用する強力なカード。
- 緑のマナ・クリーチャーであるものの、白を中心としたバント/Bantのカードであるため、緑の友好色である赤のマナが出せず、代わりに対抗色である青のマナを出すことができる。マジックの今までの歴史からすると奇妙な、アラーラの断片ブロックらしいカードと言えよう。
- パワー0なので単体で罠の橋/Ensnaring Bridgeをすり抜けてクロックを刻むことができる。
- カード名に貴族/Nobleを含むが、エルドレインの王権の発売に合わせたオラクル改訂で貴族にはならなかった。ここでいうNobleは気高い、高潔なというニュアンスなのだろう。