蛙化/Frogify
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Frogify / 蛙化 (1)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーは能力をすべて失い、基本のパワーとタフネスが1/1の青のカエル(Frog)・クリーチャーである。(それは他のカード・タイプとクリーチャー・タイプをすべて失う。)
エンチャントになった蛙変化/Turn to Frog、あるいは色とクリーチャー・タイプも変更するカズミナの変成/Kasmina's Transmutation。
リミテッドにおける貴重な疑似除去オーラであり、一度出されると青では対処が難しい破壊不能持ちやシステムクリーチャーをたった2マナで無力化できるのが便利。白青に存在するエンチャントの有無を参照するカード群とも相性が良く、魔法の眠り/Charmed Sleepと比べてシングルシンボルなので多色デッキでも使いやすい。青を選ぶなら優先的にピックしたい。
クリーチャー・タイプを変更する効果は、騎士のタイプを失わせることで各種サポートを受けられなくする効果がある一方、人間につけた場合は「人間でない」サポートが受けられるようになるため一長一短。脱ぎ捨て/Cast Off等の影響も受けるようになるが、リミテッドでは稀だろう。変わったところでは1/1が生まれることで恋煩いの野獣/Lovestruck Beastが攻撃可能になるといった影響もあるので、多少は気に留めておきたい。
ルール
- 処理は
- であり、
- 「能力を持たない基本のパワーとタフネスが1/1の青のカエル(Frog)・クリーチャーになる」ではない。例えば基本のタフネスが0である野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wildに蛙化がエンチャントされた場合、まずタフネスを規定する能力が失われるため、状況起因効果で破壊され、戦場に残ることはない。
- 神秘の制圧/Mystic Subdual同様、蛙化がエンチャントされているクリーチャーを変容させたとしても、1/1の青のカエル(Frog)・クリーチャーのままであり、新たに能力を得ることはない。また、変容した際の効果も発生することはない(ただし、合同パーマネント/Merged Permanentに変化してはいる)。これは蛙化ではなく、変容の特性に基づくルーリング処理となる。
- クリーチャーの位相やカード・タイプは変化しない。このため、エンチャントされる以前に置かれていたカウンターもそのまま保持される。例えば、4個の+1/+1カウンターが乗せられた這い回るやせ地/Crawling Barrensに蛙化がエンチャントされた場合、これは実質5/5かつマナ能力を持たない土地・クリーチャーとなる。