タラスク/The Tarrasque

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The Tarrasque / タラスク (6)(緑)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — 恐竜(Dinosaur)

タラスクが唱えられたものであるかぎり、これは速攻と護法(10)を持つ。
タラスクが攻撃するたび、防御プレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。これはそれと格闘を行う。

10/10

巨大な伝説の恐竜攻撃するたびに防御プレイヤークリーチャー格闘する誘発型能力に加え、唱え戦場に出すことができればボーナスとして速攻護法(10)を得られる。

10/10のサイズに攻撃時に誘発する格闘を備えており、正圧力は非常に高い。その分9マナ重いためマナ・コストを踏み倒す手段を使いたくなるが、リアニメイトなどの直接戦場に出す手段では能力が減ってしまうジレンマがある。速攻と護法がないと動き出す前に除去されてテンポロス、ということも考えられるため、マナ加速マナ・コストを支払うことなく唱える手段を用いてできる限り完全な状態で使いたい。スタンダード内では確実は低いがコストが安価なティボルトの計略/Tibalt's Trickeryや他の脅威と一緒に叩きつけられる出現の根本原理/Emergent Ultimatumなどが検討できる。

唱えて戦場に出すことができれば、速攻と、ほぼ呪禁に近い高コストの護法のおかげであっという間に対戦相手を蹂躙できる。格闘はブロック・クリーチャー指定ステップ前に誘発するため、任意のクリーチャーをブロックから外すことができ、対戦相手は難しい対処を迫られるだろう。ただし格闘は強制のため、対戦相手接死持ちのクリーチャーしかコントロールしていない場合は立ち往生してしまうことも。

ストーリー

タラスク/The tarrasqueダンジョンズ&ドラゴンズのモンスター(イラスト1イラスト2)。

伝説的なタラスクは、もしかすると物質界/The Material Planeで最も恐れられるモンスターかもしれない。このモンスターは創世期において神々に敗れ封印された古代神霊(プライモーディアル)の残滓が神々の創造物を破壊させるべく生み出した怪獣(Kaiju)である。この生き物はただの一体しかいないと広く信じられているが、いつどこに襲いかかるか誰にも予測することはできない。タラスクがもたらすと見込まれる破壊はあまりに大きいため、いくつかの文化ではこのモンスターが宗教の教義に組み込まれ、その散発的な出現が神の裁きと怒りの物語に織り込まれている。伝説によれば、タラスクは地下の隠れ処で眠っており、数十年あるいは数百年も休眠状態であり続ける。そして謎めいた宇宙の呼び声に応えて目覚めると、それは深みから地上に姿を現し、通り道にあるすべてを完全に消し去るという。

  • 第5版においてもその圧倒的な設定はゲームにも反映されており、物理戦闘力のみならクラーケン、バロール、ショゴスといった神話級の存在さえ凌駕する。さらに塵にされても復活するほどの再生力を持つ。
  • D&Dにおいては、基本ルール内で最強クラスのモンスターとされていることが多い(第3.5版では20レベル上限で脅威度20、第5版では20レベル上限で脅威度30)。多くのプレイヤーにとっての、「強くなったら戦ってみたいモンスター」の代表的存在。
  • タラスクとはもともと、フランスのタラスコン市の伝説に登場する怪物。12世紀に、当時未開拓であったローヌ川沿岸の森林地で暴れていたが、中東聖地より訪れていた聖女マルタによって無力化されたところを地元住民によって殲滅されたとされる。

登場作品・登場記事

参考

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