恐怖/Terror
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古くから黒を代表する最も有名なクリーチャー除去。黒クリーチャーやアーティファクト・クリーチャーでなければ何でも2マナで再生すら許さず破壊できる。場に出すのに手間のかかるファッティを多く有する緑の天敵のようなカード。
黒のクリーチャーとアーティファクト・クリーチャーを破壊できない点がいかにも黒らしい。文字通り「恐怖」と言う精神攻撃なのだろうか。元から心を持たないアーティファクト・クリーチャーと、恐怖はむしろ糧にすらなり得る黒のクリーチャーには通用しない。
第7版からは闇への追放/Dark Banishingに道を譲ったが、ミラディンで復活、その際初めてイラストが描き換えられた。しかし、復活した場所がアーティファクト中心のブロックという何ともやりづらい状況下になってしまい、結果的に「リミテッドでは粉砕/Shatterのほうが強い」などと言われるようになってしまった。その後第10版で基本セットに復帰し、イラストも更新された。
- ローウィンにて叫び大口/Shriekmawという、強力な亜種が登場した。しかしインスタントである事が重要で、速いデッキではテンポ・アドバンテージの損失の危険が少ないこちらが好まれる事が多い。
- 「石の壁/Wall of Stoneが恐怖で死ぬ」というイメージとの不整合などが壁というクリーチャー・タイプが段々と廃止に向かった原因ではないか、と考えられている。詳しくは「壁」の項目を参照。
- 第6版までのこのカードのイラスト(Ron Spencer画)は、本来人物が左下に移った状態であったのだが、アルファのアート・ディレクターであるJesper Myrforsが、見栄えの良さのために時計回りに90度回したとされている。新作のMagic Player Rewardsのプロモでは、あの人物を別の角度から見ることができる。
- 屈辱/Mortifyはこの絵のオマージュである。
- フライデー・ナイト・マジックで2番目に作られたプロモーション・カード(2000年3月)。
主な亜種
アーティファクト・クリーチャーを対象に取れる闇への追放/Dark Banishingが最も代表的な亜種であり、さらにこの亜種まで含めると多岐にわたる。それらについては闇への追放/Dark Banishingの項を参照のこと。
- 死の爆弾/Death Bomb - (3)(黒) 追加コストがクリーチャー1体の生贄。コントローラーに2点ライフロス
- 抹殺/Expunge - (2)(黒) サイクリング付
- Feast or Famine - (3)(黒) 選択できる2効果のうち1つが恐怖/Terror