ドラコ/Draco
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数少ない、アーティファクトであるドラゴンの内の1つ。地味目なカードの多いプレーンシフトにおいて、飛び抜けてド派手なカードである。プレーンシフトのパッケージイラストにもなっている(イラスト)。
トーナメントで使えるマジックのカードの中で最もマナ総量が高く(アン・カードも含むと最も高いのはアンヒンジドのGleemax)、これを利用したコンボもある。→ドラコ爆発
当時の飛行持ちのファッティとして見ても、むさぼり喰うストロサス/Devouring Strossusと双璧をなす存在であった。このサイズを活かし、コストを無視してシュートするデッキもあった。→ダンシング・ストロサス
また最も派手な版図カード(所有地カード)ともいえる。最大で6マナ9/9飛行・維持コスト無しというのは勿論強力なので、除去に弱い点に目をつぶればドメインのフィニッシャーに据えるのもありだろう。ドメインならマナ加速から5ターン目あたりに出てきてもおかしくはない。当時のファンデッキにはこれを使ったものも多かった。
リミテッドでも5色デッキで使えば極めて強力。逆に3色以下では10マナ以上も必要な上に維持コストもかかるのでかなり使いづらい。3色以下で使う場合は夢ツグミ/Dream Thrushなどの補助が必要不可欠だろう。
- すべての基本土地タイプの土地をコントロールしている場合でも、アップキープに0マナの支払いをせずに生け贄に捧げる選択をすることも適正である。
- マナ総量が16である唯一のクリーチャー。
- モミール・ベーシック開始以来長らく、同フォーマットにおいては確実に呼び出せる唯一のクリーチャーであったが、約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised Endの登場により唯一ではなくなった。
- 16マナ使えるならば15マナ域にいる引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornを狙うのがセオリーだが、15マナには土着のワーム/Autochthon Wurmという実質ハズレ扱いのクリーチャーも存在するので、飛行、畏怖、威嚇持ちへの対策や何よりも回避能力を得たい場面など、確実性が求められる状況下ではこちらが使われることがあった。
- モミール・ベーシック開始以来長らく、同フォーマットにおいては確実に呼び出せる唯一のクリーチャーであったが、約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised Endの登場により唯一ではなくなった。
- モダンホライゾン2では、リメイクとしてドラコの末裔/Scion of Dracoが登場。サイズは小さくなったがアップキープ・コストが無くなり、味方にキーワード能力を与えるようになった。