親和エルフ
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親和エルフとは、ローウィン・ブロックの部族強化で生まれたエルフデッキ。エクステンデッドでは、エルフ!(ELVES!)とも呼ばれる。
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概要
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
あなたがコントロールするアンタップ状態のエルフ(Elf)3つをタップする:(緑)(緑)(緑)を加える。
1/1通常のエルフ・デッキと共通した構成も含むが、特に展開力の高さを主軸にしたデッキ構成になっている。遺産のドルイド/Heritage Druidと大量のクリーチャーとのシナジーからの爆発力を強みとする。
スタンダード(ローウィン・ブロック期)
同族 ソーサリー — エルフ(Elf)
緑の1/1のエルフ(Elf)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンを3体生成する。
補強3 ― (3)(緑)((3)(緑),このカードを捨てる:クリーチャー1体を対象とし、その上に+1/+1カウンターを3個置く。)
1ターン目のマナ・クリーチャーから傲慢な完全者/Imperious Perfectまでは通常のエルフデッキと共通だが、次のターンに遺産のドルイド/Heritage Druidを展開し完全者からトークンを生産、自身とトークン、マナ・クリーチャーで能力を起動し、1マナを加えて三人組の狩り/Hunting Triad、トークンが3体出るのでさらにマナを出して展開。次のターンには有り余るマナとクリーチャーを使い一気に相手を踏み潰しにかかる。
その威力は4ターン目の攻撃で20点以上のダメージを叩き出す事も夢ではないほど。
この理想形に嵌らずとも、豊富な全体強化、トークン生産、マナ加速で安定した立ち回りが出来、ファッティや火力には三人組の狩りの補強で対抗する。
サンプルレシピ
エクステンデッド
クリーチャー — 昆虫(Insect)
あなたがコントロールするエルフ(Elf)1体をオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。
1/1クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid) レインジャー(Ranger)
あなたがコントロールするアンタップ状態のエルフ(Elf)を2体タップする:好きな色のマナ1点を加える。
変異(緑)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。)
エクステンデッドでは、ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbioteとエルフの幻想家/Elvish Visionaryのシナジーや垣間見る自然/Glimpse of Natureによって息切れしづらい構成になり、爆発力がさらに強化された。場合によっては2ターンキルも起こりうる。さらに、樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangersによって多色化も実現している。 1/1クリーチャーを大量に並べるため全体除去に弱そうだが、ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbioteによるバウンスや召喚士の契約/Summoner's Pact、召喚の調べ/Chord of Calling などでインスタントタイミングでのフォローが出来るため、返しにコンボを開始されることもしばしば。
エンドカードは、エルフのチャンピオン/Elvish Championや鏡の精体/Mirror Entityからのビートダウン、召喚士の契約/Summoner's Pact、召喚の調べ/Chord of Calling などからの巨大捕食者のドラゴン/Predator Dragon、ぶどう弾/Grapeshotや思考停止/Brain Freezeなどのストーム系呪文など非常にバリエーションに富む。また、ワイアウッドの共生虫と鏡の精体と遺産のドルイドによって無限マナを狙う場合もある。
プロツアーベルリン08では、ベスト8中に6人を送り出し、ベスト4を独占した。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーベルリン08優勝(参考)
- 使用者:Luis Scott-Vargas
- フォーマット
参考
- プロツアーベルリン 特集記事:”エルフ!”比較分析 (文:Monty Ashley)
- エルフ(デッキ)
- デッキ集