崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis
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アラーラの断片で登場した多色地形で、グリクシスカラーの1枚。いわゆるタップインデュアルランドの上位互換。
タップインという制約がついているが、それを差し引いても何のペナルティも無しに3色のマナを生み出せる能力は破格。公式サイトでのアラーラの断片プレビューでも、レビュアー達から感嘆の声が上がったほど。多くのフォーマットで使っていける性能である。
タップ状態で場に出るため、比較的スピードの遅いコントロールデッキなどと相性がよいが、逆に1ターン目、2ターン目の動きを重要視するビートダウン系のデッキにはタップインがブレーキとなってしまうため、そのままでは入れ辛い。そのため青マナがらみの土地は他のものより若干有用性が高い。 これほど有用な土地がアンコモンというのはお財布に嬉しい限り。
関連カード
サイクル
アラーラの断片の、各断片/Shardに存在する弧3色のタップイントライランドのサイクル。
- 海辺の城塞/Seaside Citadel(緑白青)
- 秘儀の聖域/Arcane Sanctum(白青黒)
- 崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis(青黒赤)
- 野蛮な地/Savage Lands(黒赤緑)
- ジャングルの祭殿/Jungle Shrine(赤緑白)
ストーリー
崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolisはグリクシス/Grixisのアンデッドの街である死滅都市/Necropolisをカード化したもの。その多くは古代のヴィティア/Vithia帝国の廃墟が元になっているようだ。このカードのイラストには無残に食い散らかされたり吊るされて拷問死したような死体が放置された廃墟が描かれている。
男爵/Baronと呼ばれる死滅都市の統治者は、リッチや悪魔の王(demon lords)が大半であるが、生者の屍術師/Necromancerが治めている場合もある。男爵同士は互いに争い合うことで、領地の拡大や資源の確保を図っている。
代表的な死滅都市
参考
- 壁紙 (WotC)
- カード個別評価:アラーラの断片 - アンコモン