マルカ・デス

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マルカ・デス(Malka Death)は、旧エクステンデッドに存在した黒緑コントロールデッキ。 名前の由来はSol Malkaという人が構築したデッキで、生ける屍/Living Deathが採用されていたことによる。

当初からThe Rockとも呼ばれていたが、生ける屍も使われなくなって以降はマルカ・デスという呼ばれ方は少なくなった。


Pernicious Deed / 破滅的な行為 (1)(黒)(緑)
エンチャント

(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。



Duress / 強迫 (黒)
ソーサリー

対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。



Living Death / 生ける屍 (3)(黒)(黒)
ソーサリー

各プレイヤーは、自分の墓地にあるすべてのクリーチャー・カードを追放する。その後自分がコントロールするすべてのクリーチャーを生け贄に捧げる。その後自分がこれにより追放したすべてのカードを戦場に出す。


ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder等のアドバンテージを稼げるカードや、魂売り/Spiritmonger貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth等の強力クリーチャー、そしてクリーチャー除去で構成される。

コントロールの主な手段は破滅的な行為/Pernicious Deedと、強迫/Duressなどの手札破壊で、コントロールデッキに対して強力であった。

大量のクリーチャーと破滅的な行為、生ける屍を併用するため、ディスシナジーを形成してしまう。そのためスパイクの飼育係/Spike Feederヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elderなどの自力で生け贄に捧げるカードアドバンテージのとれる花の壁/Wall of Blossoms再生能力を持つ魂売りなどが主に用いられた。

登場当初のエクステンデッドでは猛威を振るった。 当時エクステンデッドでメタの中心にあったトリックスに対して有利だったことも大きい。 手札破壊が有効なだけでなく、スパイクの飼育係によるライフ回復ドネイトコンボを潰せる上、破滅的な行為でIllusions of Grandeurを封殺することができた。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (21)
4 ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder
2 スパイクの織り手/Spike Weaver
4 スパイクの飼育係/Spike Feeder
2 根の壁/Wall of Roots
4 極楽鳥/Birds of Paradise
4 魂売り/Spiritmonger
1 ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord
呪文 (16)
4 破滅的な行為/Pernicious Deed
4 ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace
4 強迫/Duress
2 吸血の教示者/Vampiric Tutor
1 繰り返す悪夢/Recurring Nightmare
1 生ける屍/Living Death
土地 (23)
4 Bayou
2 黄塵地帯/Dust Bowl
4 樹上の村/Treetop Village
8 森/Forest
5 沼/Swamp
サイドボード
1 ヴォルラスの要塞/Volrath's Stronghold
3 悪魔の布告/Diabolic Edict
3 窒息/Choke
1 生ける屍/Living Death
2 ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan
3 エメラルドの魔除け/Emerald Charm
2 マスティコア/Masticore

参考

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