群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride
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3番目のアジャニ。忠誠度能力は単体強化、キーワード能力の付与、トークン生成。
- +1能力
- +1/+1カウンターの設置。他の強化手段と比べると瞬間的な効果は小さいが、繰り返し使うことで大きなクロックの増強となる。特に回避能力持ちや二段攻撃持ちとの組み合わせは脅威。
- また、アジャニ自身を守るためのブロッカーを補強する手もある。
- -3能力
- 飛行と二段攻撃の付与。回避能力を与えつつ戦闘ダメージを倍化するため、適当な中堅クリーチャーに使うだけでも相手のライフを大きく削り取ることができる。1番目の能力とは対照的に、速効性と奇襲性に優れる反面、連打が難しく持続力がないので、ここぞというタイミングで使いたい。
- 自身の1番目の能力を含む、強化手段との相性は良好。焼身の魂喰い/Immolating Souleaterなどから瞬殺を狙うこともできる。
- こちらの能力は適正な対象がなければ起動できない。忠誠度を上げることはそれだけでもメリットになるが、見返りなしに下げたいような状況はほとんどないからだと思われる。
- 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errantの2番目の能力によく似ている。パワー4以上のクリーチャーに使った時の効果はこちらが上だが、あちらはプラス能力であり連打も容易。
- こちらも対戦相手のクリーチャーに打つことが出来る。垂直落下/Plummetなどの飛行クリーチャーをたたき落とすようなカードと組み合わせることで、白緑で不足がちなクリーチャー除去が打てる。
- -8能力
- 黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmaneの最終奥義同様、自分のライフを参照するトークン生成。あちらと比べると全体火力にこそ弱くなっているものの、単純にクロックが2倍になり、単体除去やチャンプブロックに対して強くなった。また全体強化手段との相性も良い。
- ある程度のライフさえ残っていれば強力なフィニッシャーとして機能する。1番目の能力を連打しても押し切れなかった場合の打開策となる能力。
単体では機能せず、クリーチャーのサポートに特化した珍しいタイプのプレインズウォーカー。役割としては装備品に近く、コントロールではほとんど役に立たない一方、ビートダウンでは3マナという軽さ、高い初期忠誠度による死ににくさもあって優秀。白ウィニー系のデッキならば採用可能性があるだろう。
関連カード
サイクル
基本セット2013のプレインズウォーカーサイクル。群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Prideと闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realmsは新規カード、それ以外は再録。イラストはいずれもD. Alexander Gregoryによるもの。
- 群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride
- 記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept
- 闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms
- 炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand
- 原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter
多色カードのプレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalkerも再録されている。
ストーリー
詳細はアジャニ/Ajaniを参照。